FOLLOW US

UPDATE|2019/08/15

『仮面ライダージオウ』のヒロイン・大幡しえりが1年間で感じた、女優としての戸惑いと成長

大幡しえり 撮影/佐賀章広



──では、今後の女優としての目標を聞かせてください。

大幡 私は満島ひかりさんをすごく尊敬しています。『監獄のお姫さま』(’17年)というドラマで共演させていただいたときに一緒に演技するシーンが多かったんですけど、間近で満島さんの演技を見られるだけでもありがたいことだったのに、私の演技を引き出すように導いてくださったりもして。さらに自分の意見もしっかり持っていらっしゃる方で、役者としても1人の女性としても尊敬しています。今後は私もたくさんお芝居の経験を積んで上手くなって、そしてまた満島さんと共演することが目標です。

──最後に、ツクヨミは50年後の2068年から来たという設定でしたが、大幡さんは50年後どんな自分になっていたいですか?

大幡 50年後ということは70歳ですよね……? ちょっと想像がつきませんけど、お芝居を続けていたとしても続けていなかったとしても、自分の好きなことをして人生を楽しめていたらいいなと思います。

(取材・文/左藤豊 撮影/佐賀章広)

大幡しえりの「この映画が好き」
最近観たものの中では『翔んで埼玉』がとても印象に残っていますね。母と一緒に観に行ったんですけど、私が埼玉県出身ということもあって、最高に面白かったです! シラコバト(埼玉県の県鳥)が描かれたせんべいが踏み絵になっていたり、埼玉に対するイジリが終始入っていてユニークな内容なんですけど、役者さんがそれを全力で演じているのもすごいなと思いました。私はそのようなはっちゃけたお芝居をしたことがないので、「自分ならこの役をどんなふうに演じるかな」って想像するのも楽しかったし、一観客としても役者としても楽しめる作品でした。そして今後、機会があればぜひこのような作品にも挑戦してみたいなと思いました!

▽大幡しえり(おおはた・しえり)
1998年11月5日生まれ、埼玉県出身。161センチ。B型。2017年『ひるなかの流星』でデビュー。以降、『女囚セブン』『監獄のお姫さま』『ヒモメン』などに出演。2018年から特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のヒロイン・ツクヨミ役を務める。
CREDIT

取材・文/左藤豊 撮影/佐賀章広


RECOMMENDED おすすめの記事