──後輩たちにも江籠さんの思いは伝わると思います。
江籠 私と(同期の古畑)奈和は言葉にするのが苦手だから、ステージの姿で、背中で示せたらと思って活動してきたんですが、アンナ先生から「2人が並んでいるのはヤバいね。最強だね」って言っていただけて。すごく嬉しかったし、自信になりました。
──そして今回、25枚目のシングル『FRUSTRATION』の選抜メンバーに選ばれました。今でも選抜発表は緊張しますか?
江籠 2回目の選抜以降はメールで教えていただくんですが、当たり前に入れるという自信はないですからやはり緊張しますね。
──同期の古畑さんの初センターについては。
江籠 悔しいという気持ちはなくて、素直に嬉しかったです。今までずっと隣で見てきて、後輩がセンターを任されて悔しがっている姿も見たし、インタビューで「センターに立ちたい。ファンの人と一緒にセンターを掴み取りたい」と話しているのを横で聞いてきたので。
──表題曲のMV撮影ではロサンゼルスに行ったそうですが。
江籠 めちゃくちゃ遠かったです(笑)。飛行機に乗っている時間が長くて、寝たり、映画を観たりしていたんですけど、移動だけでくたびれちゃいました。
──ロサンゼルスの自由時間は何をしていたんですか?
江籠 マネージャーさんとスーパーにいって、シャボン玉を買って、ホテルの駐車場で、ふくらませていました(笑)。あとは大きなショッピングカートを押したり。
──そのあたりは完全に子供ですね(笑)。肝心のMV撮影の方はいかがでした? 泡パーティーに興じるなんてシーンもありましたが。
江籠 最初はすごく楽しんでいたんですけど、そのシーンの撮影が思っていたよりも長かったんです。私の立ち位置の上に泡の製造マシーンがあったんですけど、1人だけずぶ濡れになって、最後は楽しむ余裕もなかったです(笑)。誰かにこの気持ちを分かってもらいたくて、日高優月を連れてきて、隣に立たせて濡らして遊んでいました。