ももいろクローバーZの佐々木彩夏が、『AYAKA NATION 2023 in YOKOHAMA Arena ～FRIENDS～』を21日（日）に神奈川県・横浜アリーナにて開催した。
【写真】大きなリボンの衣装で登場する"子供あーりん"、ほかコンサート写真【39点】佐々木が所属するアイドルグループ・ももいろクローバーZでは、先に16日・17日の15周年記念ライブ『代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary』にて声出しが解禁。佐々木のソロコンサート『AYAKA NATION』での声出し解禁は、コロナ禍以降今回が初となる。
今年で開催7度目を迎えた『AYAKA NATION』では、子供あーりんが眠りに落ちた夢の世界でおもちゃたちと出逢い、友人の大切さに触れていく物語が描かれ、来場した “ぷにノフ”（佐々木ファンの総称）とニコニコ生放送の視聴者へ、佐々木ならではの世界観を届けた。
オープニング映像では、子供あーりんが就寝前に沢山のおもちゃで遊んでいる様子が映し出される。ブリキのロボットを動かすゼンマイがないことに気づくと、ふてくされたようにベッドへ飛び込む。白幕が開け、子供あーりんが遊んでいたおもちゃたちがステージに登場。
21日に配信開始となった『AYAKA NATION 2023』のテーマソングで、夢の世界のきらめきを描いた『ジョイフルワンダーランド』を披露すると、続けて『L.O.V.E』を披露。曲中でおもちゃたちも徐々に動き出し、子供あーりんにばれないよう一緒に踊りだす。次曲にはネオシティポップの要素がふんだんに散りばめられた『ショービズ』を披露。寝室のような照明がステージに当たり、都会的なサウンドがより一層際立つ。
『ショービズ』パフォーマンス後、VTRが開始。ベッドの上でウサギのぬいぐるみを抱き、眠りに落ちてしまう子供あーりん。夢の世界ではウサギのぬいぐるみと目が合い「ビビー」と光線を目に受け、あーりんはウサギのぬいぐるみになってしまう。
VTRが明けると、ウサギのぬいぐるみに扮したあーりんが登場し、『ジョイフルワンダーランド』と同日配信になった『きらりんっ！』を披露。女の子への讃歌をタオルを回しながらポップに歌い上げると、次曲『Girls Meeting』では女の子でいられる喜びを表現。2曲の一連の流れは「女の子への応援歌」となり、「アイドル」を体現する佐々木らしいアクトとなった。
続く『宙飛ぶ！お座敷列車』では、車掌（ななめ45°・岡安章介）のアナウンスに促されて積み木で作られたトロッコに乗車。曲中にも車掌による「列⾞は横アリ場内を通過、⼀気に客席温度が上がります」など歌詞を一部変更したアナウンスが入り、賑やかな演出に。
『なんとなく最低な日々』では、熱気を帯びた“ぷにノフ”たちとコミュニケーションを取り合うシーンも見られた。続けて王道アイドルソング『Early SUMMER !!!』を歌唱すると、5月下旬・初夏の会場に更なる熱気をもたらし、ウサギあーりんは会場を後にするのであった。
ウサギあーりんが去った後、『きらきら星』の演奏に合わせてゆったりと楽しそうに踊るおもちゃたちだったが、ドアの呼び鈴が鳴ると一斉に動きが止まる。
