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UPDATE|2023/05/20

松村沙友理らが『劇場版推し武道』舞台挨拶に出席「ニャーとぶりっこした」

松村沙友理 (C)平尾アウリ・徳間書店/『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』製作委員会

元乃木坂46・松村沙友理、豊田裕大、レインボー・ジャンボたかお、大谷健太郎監督が19日(金)、『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の舞台挨拶に出席した。

【写真】笑顔はじける『推し武道』チームの集合写真【3点】

原作は、平尾アウリの累計100万部超えの大ヒットコミック『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店) 。物語の主人公・フリーターのえりぴよ(松村沙友理)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー舞菜(伊礼姫奈)に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。

自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。えりぴよは、ChamJam空音推しの基(豊田)、れお推し・くまさ(ジャンボたかお)とともに日々の生活を楽しんでいる。

劇場版で、えりぴよが舞菜を推し続けること4年目に突入したある日、ChamJamに東京進出の話が浮上し、ますます応援に磨きがかかる。一方でチャンスが訪れながらも、人気が伸び悩み葛藤する舞菜。果たして彼女たちは武道館に行くことができるのか───。

松村は、本作が乃木坂46卒業後初の主演映画となる。「観てくれた友達も多くて、“推し”という存在のいない子からも“泣いた”という声を沢山いただきました」と反響を実感。

空音推し・基役の豊田は一人だけ“空音”のキャラクターの名前入りマフラータオルを持って登壇し、松村から「怖い」と引かれながらも「作品を観てくれた友人たちから、“再現度が高い”と言われたりして嬉しい」と満面の笑み。

ジャンボたかおは、本作を実際に劇場に観に行ったと話す。その際のエピソードとして、「僕の隣の席に座った人がくまさみたいな人で、笑ったり泣いたりしていた。こういう風に映画を楽しんでくれて、嬉しいと思った。ちなみに彼は“ううう”と涙をこらえるタイプの方でした」と報告。

一方、大谷監督は「最後のライブシーンに対して、見応えがすごいという反響がありました。音楽もしっかりと作り込んで抜かりなくやっている作品なので、それに対する評価が高い。明日から一部劇場で応援上映もあるため、お客さんも一緒に歌って掛け声をかけてほしい」と期待。

応援上映未経験の松村は、「この作品は応援上映にピッタリだと思うので、私も行きたい」と興味津々だった。

また、印象的なシーンについて聞かれた松村が「くまささんの体型の変化は忘れられない」というと、ジャンボたかおは「撮影中は最大15キロ太って、10キロ痩せたりした。ちなみに舞台挨拶のたびに体重を5キロ増やしています」と衝撃的発言をする。これに松村は「確かに先週の舞台挨拶よりも大きい気がする」と驚く。

ジャンボたかおは、ドラマ版撮影時の3人での最初の撮影を振り返り、「NGを出した松村さんが“ニャー”とぶりっこし始めた。僕はドラマに出演するのが初めてだったので、何が起きたのかと思った」と、松村の素のぶりっこキャラに驚いたという。

当の松村は「私はナチュラルにそういう人間でして」とシュンとするも、ジャンボたかおに「今後何か作品に出る時は、使っていただいて結構です」とぶりっこ反応をプレゼント。

ジャンボたかおが「僕がそれをやったら“あの大デブ何をやっているんだ”となる」と困ると、松村は「大デブ」というキーワードにドハマりし、大笑いしながら「私は太っている人が大好きなので、魅力が増しました。皆さんもたかおさん(の体型)に近づいてほしい」と返した。

続けて、「松村さんの撮影中の可愛かったエピソードを教えて」というSNSからの質問が挙がると、豊田は「松村さんはどこでも寝る。パイプ椅子の上であぐらをかいて、机に突っ伏して寝ている時もあった」と報告。

さらに本作で好きなポーズの話題になると、松村はドラマ版で舞菜が見せる気功ポーズをピックアップし、「これが実は私のさゆりんごポーズに激似なんです」と、さゆりんごパンチを久々に披露し会場を盛り上げた。

最後に松村は「現場も楽しく和気あいあいと、そして真面目にみんなで話し合いながら作ったので、出来は最高だと自信を持って言えます。何回も何回も、皆さんの推しポイントを見つけながら観てほしいです。素敵な作品に携わることができてとても幸せでございました」と感無量の表情だった。

【あわせて読む】『推し武道』松村沙友理✕平尾アウリ先生対談「アイドルが塩だったとき心折れませんでした?」

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