──改名をきっかけに意識などの変化もあったのでは?
渡邉 スタッフさんからの言葉なんですけど、「これからは今まで以上に1人のアイドルとしての意識も持たないとダメだよ」と言われて「確かにそうだ」と気付いて。日向坂46を知ってもらうことも大事だけど、そこからさらにメンバー個人に興味を持ってもらうためには1人ひとりがもっと成長していかなきゃいけないんだなと思いました。ただ、どうすればもっと成長できるかはまだ悩んでいて……。それは私だけじゃなくメンバーも同じことを考えていると思います。
──では、具体的に行動などを変えたということはありますか?
渡邉 私は“変える”というより、感謝の気持ちを絶対に忘れないようにしようと思いました。CDを出すのも、音楽番組に出演するのも、大きな会場でライブをするのも、全部当たり前だと思っちゃいけない、と。
松田 確かに。私も「駆け上がるのは大変だけど、落ちるのは一瞬だからね」という言葉をいただいて。努力や礼儀、感謝はこれからも忘れてはいけないと思っています。
渡邉 ただ、どうすれば先輩方のような堂々とした雰囲気は出せるんだろう? そこが日向坂46の課題かな、って。
松田 うん。乃木坂46さんは清楚なお姉さんグループ、欅坂46さんはクールでかっこよくて世界観の強いグループ、じゃあ私たちは何を強みにできるのかというのは今みんな考えていて。そこが明確になれば日向坂46はもっと強くなれるのかなと思うので、追求していきたいです。
──そして、日向坂46の2ndシングル『ドレミソラシド』が7月17日にリリースとなります。お2人のこの曲への第一印象は?
松田 一番最初のイントロを聴いた瞬間に海が頭に浮かんで、「夏が来た~!」って感じました!
渡邉 私も~!
松田 夏にリリースされる曲なので盛り上がれる夏ソングだったらいいなと思っていたんですよ。そしたらまさに盛り上がれそうな曲だったのでうれしかったですね。
渡邉 最初に聴いたときはまだ歌詞ができ上がっていなかったんですけど、メロディがすごく耳に残って、一瞬で好きになりました!
──メロディも歌詞もキャッチーですよね。
渡邉 はい。私、すぐ覚えましたから(笑)。そういう覚えやすさも大事ですよね!
──ダンスも特徴的です。
松田 特に「♪ドレミ」のところは独特ですよね。キュンキュンダンスみたいにファンの皆さんも挑戦してほしいなって思います。
渡邉 上半身だけならたぶん簡単だよね? 少し練習したらすぐ踊れるはずです!