──では、お互いのキャラクターについてはどうとらえていますか? 渡邉さんは以前お話を伺った際(『月刊エンタメ』4月号)、松田さんのことを「器用。不可能なことがないんじゃないか」と評していましたが。
渡邉 はい、本当にそう思います。このちゃんは日向坂46の中でも一番器用で多才なんじゃないかなって。バレエもタップダンスもインド舞踊もできるし、和太鼓もギターもできて、しかも頭もいいんですよ。だから「完璧だな~」ってずっとうらやましく思っていました! 舞台にもいっぱい出演していますし。
松田 いやいやいや!!
──松田さんが出演された舞台はご覧になりましたか?
渡邉 もちろん観ました! 「七色いんこ」も「ザンビ~THEATERS‘ END~」も観たんですけど、毎回このちゃんが出てくるだけで私泣いちゃうんです。自分でも意味分かんない(笑)。
松田 「七色いんこ」のとき、観に来てくれたメンバーみんな泣いてたよね? その光景にびっくりして、私まで泣いちゃいました(笑)。
──“器用”という点に関しては?
松田 私はとにかく新しいことが好きで、いろんなことに挑戦したいんです。悪く言えば飽き性なんですけどね。
渡邉 でもそれができちゃうからすごい。普通ならそんな簡単にできないよ! バラエティでも『キン肉マン』(集英社)の知識をすぐ習得したり、やっぱり努力家なんですよね。根性もあるし肝も据わってる。
松田 あ~、それはよく言われる。(『ひらがな推し』で挑戦した)バンジージャンプのときもみんなから「めっちゃ度胸あるね!」と言われて。結構後先考えずにやっちゃうところもあるんですよ。
渡邉 その性格が良い方向に作用していると思います!
──一方、松田さんから見た渡邉さんのイメージは?
松田 美穂が私に言ってくれたのと同じで、美穂も器用だと思います。
渡邉 え~っ!?
松田 ウクレレやなぞかけをやり始めたでしょ? きっと練習もいっぱいしていると思うけどしっかり形になってるし、そういう面は美穂も器用だと思います。あとはストイックな印象です。写真集(『陽だまり』)の撮影前なんてすごく努力してて! そういう自分に対する厳しさは私は持っていないので、すごいなって思います。
──お互い“努力”というワードが出てきました。
松田 私たち、似てるのかな……?
渡邉 似てるのかも……(笑)。