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UPDATE|2019/07/07

安田大サーカス クロちゃん「夏フェスはアイドル文化を根本から変えた」

安田大サーカス クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリをかけまくられ、ネットではなにかと炎上……と今一番バズッてる芸人クロちゃんが、大好きな「アイドル文化」について、お題に沿って語ります。今回のテーマは「夏フェス」。フェスはアイドル文化を根本から変えたというクロちゃんの夏フェスの想い出とは。


今年も夏フェスの季節がやってきました。世界最大規模のアイドルフェスであるTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)は10周年を迎えるのだとか。10年続けるってすごいことですよ。アイドルブームって言われて久しいですけど、もはや一過性のブームとは呼べないですからね。

実際、フェスはアイドル文化を根本から変えたと思います。一番大きいのはDD(誰でも大好き)を増やしたこと。これだけグループがいっぱいあるのに、「〇〇だけを応援する」っていうのは正直もったいないですよ。そういう僕も昔はAKB48しか興味なかったんですけどね。でも他のグループを知ったことで世界がグッと広がったし、逆にAKB48の素晴らしさを再発見した部分もあるんです。

ちなみに僕がAKB48以外のアイドルで最初にハマったのはスパガ(SUPER☆GiRLS)。日比谷野音でのワンマンが初体験だったんですけど、今だから言うと、これが相当ひどい内容だったんですよ(苦笑)。ファンはそれなりに盛り上がっていたし、終演後に「どうでしたか?」って聞かれたときは「最高でした!」って即答しましたけどね。本人たちに嫌われたくないから(笑)。

でも、やっぱりそのライブというのは先生にもかなり怒られたみたいだし、ブログを読むとメンバーも悔しい思いをしたらしいんですよ。それで「なにくそ!」って感じで泥臭く闘志を剥き出しにするようになった。スパガってもともとルックス的にはすごく綺麗じゃないですか。それがK-POP的に洗練されすぎている気がして、個人的にどうも感情移入できなかったんです。逆に最初に観たライブがひどくなかったら、ここまでスパガを好きにならなかったと思うんですよね。

CREDIT

取材・文/小野田衛


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