ラストアイドルの4人が主演する映画『がっこうぐらし!』のブルーレイ&DVDが7月3日(水)に発売となる。原作は250万部を突破する海法紀光×千葉サドルの人気コミック。24時間学校で共同生活を送る“学園生活部”の面々がゾンビと化した同級生たちと戦うティーンズホーラームービーだ。今回、オーディションを経て映画初主演を勝ち取った、阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央の4人に、撮影を振り返ってもらった。
──今回、4人とも映画初主演ということですが、まずは撮影に臨んだときの気持ちから教えてください。清原 私はもともとホラーが苦手でお化け屋敷にも入ったことがないぐらいなんです。今回の映画では夜の学校での撮影もあるだろし、まずはその撮影を無事に終えることができるか不安でした。
──それほどホラーが苦手?清原 苦手ですね。だから完成した作品も観られるのかなっていう不安もあったんです(笑)。でも、実際に撮影に入ったら、当初不安だった怖さも感じずにできましたし、完成した作品も楽しく見ることができました。
阿部 私は演技自体が初めてで、すごく苦手意識があったんです。だから胡桃役に選ばれたときは不安しかなかったんですけど、監督さんやスタッフさんは撮影のずっと前から準備をしてくださっているので、今の自分のままじゃダメだ、期待を裏切らないよう気持ちを切り替えて頑張ろうって、撮影に臨みました。
長月 私も演技のお仕事は初めてで、台本の読み方も覚え方も分からなくて、何から初めていいかも分からなかったんです。泊まり込みで1ヶ月家族と離れて撮影するのも初めてだったので、生活面でも学ぶことは多かったですね。
間島 私はもともとお芝居に興味があって、『がっこうぐらし!』の原作も好きだったので、絶対にオーディションに受かりたいと思っていたので、受かったときは本当に嬉しかったんです。でも、ファンがたくさんいる作品なので、プレッシャーというか、本当に私が悠里を演じていいのかっていう不安が大きかったですね。最初に監督さんとお話をさせていただいたときに、「映画だからこその『がっこうぐらし!』を作りましょう」って言っていただいて、それを聞いて安心したし、その思いに応えなきゃなって思って頑張りました。
──今回、1ヶ月ほぼ泊まり込んで順撮りで撮影したとお聞きしました。撮影を通してお互いの関係性で変わってきたところはありますか?清原 撮影では菜々実ちゃんと一緒のアクションシーンが多くて、役柄的にもみーくん(清原演じる美紀)は(阿部演じる)胡桃ちゃんを尊敬していて、監督にも君は胡桃ちゃんラブだからって言われていたんです。それで一緒に過ごしているうちに菜々実ちゃんのことがどんどん好きになって。あっ、もともと好きなんですけど(笑)。でも、私は普段からよくしゃべるので、静かな菜々実ちゃんには、なんとなく苦手に思われているんだろうなって思っていたんです。でも、撮影中に「梨央ちゃん面白い」って言ってくれて、あれ? 私のこと好きなのかなって新たな一面が見えました。
(C)2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会