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UPDATE|2019/06/18

Juice=Juice宮崎由加 卒業手紙全文「弱気な私をJuice=Juiceが強くしてくれた」

宮崎由加卒業コンサートより

Juice=Juiceのリーダー、宮崎由加が17日(月)、日本武道館で開催されたコンサートでグループを卒業した。



この日、「Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 〜JuiceFull!!!!!!!〜」のファイナルとして開催された「宮崎由加卒業スペシャル」。アンコール明け、バラ柄のドレスを身にまとい、センターステージに一人で登場した宮崎は、6年4カ月の活動を振り返りながら、ファンへの感謝の手紙を読んだ。
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私、宮崎由加は2019年6月17日、Juice=Juiceから卒業します。

2013年2月3日のJuice=Juice結成から私のアイドル人生が始まりました。Juice=Juiceというグループ名は、とれたて、もぎたて、新鮮、天然で、100%で絞りたて、というように、いつまでもフレッシュで個性のつまったユニットになってほしいという、願いが込められて名付けられました。

確かに個性のつまったユニットというのにピッタリなメンバーが選ばれていました。ハロプロ研修生としてステージに何度も立ってきた、長く活動してきた年下の子たち。大阪からふわふわやってきた美人な最年少。研修歴2カ月のしっかり者。この中に入ったのが歌もダンスも未経験なまま石川県の田舎から出てきたばかりの私。

個性はつまっていますが、私は困ってしまいました。私はできないことばかりだったから、とにかく周りについていかないと、と活動している中、結成から4カ月後にリーダーに選ばれました。いや、選ばれてしまいました。また困ってしまいました。

分からないことだらけで、いろんなことができなくて。でも、リーダーで。正直、この頃の記憶は曖昧なことが多いです。自分が何をしていたからすら曖昧になっちゃうくらい日々、必死だった私だったけど、そんな困っているだけの私にもみなさんはたくさんの愛情をくれました。

だから、グループのメンバーとしてパフォーマンススキルを上げることはもちろんですが、私は応援してて良かったと思ってもらえるアイドルになることで、みなさんの愛情に応えようと思うようになりました。

ブログをできるだけ休まないこと。楽しめるものを作り出すこと。ずっと可愛さを更新し続けることなどなど……。喜んでもらうためにやりたいと思ったことが時には「あざとい」と言われることもあったけど、貫き通していたら、いつの間にか「あざとかわいい」を略して「あざかわ」と言ってもらえるようになりました。賛否両論あるかと思いますが、アイドルの私には褒め言葉だと信じています。

今の私は完全にみなさんが作ってくれました。本当にたくさんたくさんたくさんありがとう。この公演が終わった時、応援しててよかったって思ってもらえていたら嬉しいです。

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