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UPDATE|2023/03/13

ウッチャンナンチャンも絶賛、エンタメ好き著名人が熱狂するインド映画『RRR』の魅力

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昨年10月の公開以来、ロングランヒット中の映画『RRR』の日本での興行収入が10億円を突破した。日本国内で公開されたインド映画では初の快挙だ。本日3月13日に発表された第95回アカデミー賞では、キレキレのダンスシーンで流れている楽曲『Naatu Naatu』が歌曲賞を受賞。さらなる世界的ヒットが見込めそうだ。

【関連写真】壮大なスケールで世界でヒット、映画『RRR』場面カット

上映時間3時間の大作にも関わらず、観る者を全く飽きさせず、何度も観るリピーターが続出。発声可能な応援上映なるものまで行われている。『RRR』がここまで人々を熱狂させる理由は何なのか?エンタメ好きの著名人達がこぞってラジオで絶賛したことも、ヒットを後押ししたと言っていいかも知れない。

例えば、多忙を極める中、エンタメコンテンツをチェックしまくっていることで知られるTVプロデューサーの佐久間宣行は、毎年1月に、自身のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』で、前年の年間エンタメランキングを発表しているのだが、昨年2022年の映画部門で『RRR』を2位に挙げている(ちなみに、1位は『THE FIRST SLAM DUNK』)。

佐久間は、自身のYouTubeチャンネル『NOBROCK TV』でも、東野幸治と共に2022年のエンタメを振り返る企画を配信。東野もエンタメ作品を細かくチェックしていることで知られているが、まだ『RRR』を観ていなかった東野に対して、佐久間が熱くプレゼンしていた姿も印象的だったので、佐久間ファンは確実にこの作品をチェックしていることだろう。

その他、伊集院光も自身のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』で、『RRR』を絶賛。やはり、リスナーから厚い信頼を得ているパーソナリティのレコメンドには説得力があるようだ。そして、映画批評と言えば、話題作が公開される度に、ライムスター宇多丸の評価が気になる映画ファンも多いことだろう。

もちろん、宇多丸もレギュラー番組『アフター6ジャンクション』の人気コーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」で『RRR』を取り上げている。いつも通り、圧倒的な映画知識と丁寧なリサーチで、熱量を持って解説した後、宇多丸は最終的に「今、日本の映画館で公開中の映画で間違いなく一番面白い」と太鼓判を押した。

AUTHOR

南 喜一


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