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UPDATE|2019/06/13

同時代を駆け抜けた東京女子流が語るアンジュルム和田彩花「全てが唯一無二の絶対的存在」

東京女子流

6月18日の日本武道館公演をもって、ハロー!プロジェクトおよびアンジュルムを卒業する和田彩花。2010年にスマイレージメンバーとしてデビューした彼女ともに「アイドル戦国時代」を駆け抜けたのが、同じ2010年にデビューした東京女子流だ。卒業を前に、東京女子流の4人が語る和田彩花を語る。


──庄司さんは昨年4月6日のブログで和田さん卒業発表を聞いての素直な気持ちを綴りましたが、そこで同時期にメジャーデビューしたスマイレージ(現・アンジュルム)とももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)には仲間意識があったと書いていましたね。

庄司 当時からスマイレージさんはお人形さんみたいに可愛くて、歌もダンスも完璧で、キラキラ輝いていて。私たちは歌もダンスもゼロに近いところから集まったグループだったので、アイドルになりたいと長年ハロプロさんで頑張ってきたスマイレージさんは「これがスターなんだ!」って憧れの存在でした。そんな方たちとご一緒する機会も多くて、当時から本当にありがたいなって思っていましたし、今も仲間意識はあります。

新井 女子流、スマイレージさん、ももクロさんが同じステージに立ったNHKの『MUSIC JAPAN』(※2010年5月30日放映回)でスマイレージさんは『夢見る15歳』を披露していたんですけど、この曲は女子流の間でもすごくブームになって、めっちゃみんなで歌っていました。

山邊 スマイレージさんは数少ない同期なので特別な存在ですけど、最初の1年ぐらいは緊張して、あんまり話せなくて。3年ぐらい経って、ようやく挨拶以外の会話ができるようになったんです(笑)。

新井 ももクロさんとは面識があったので普通に話すことができたんですけど、スマイレージさんは大人の女性って感じで遠くから見るような感じでした。そういえば初期メンバーのスマイレージさんと、雑誌の撮影でご一緒することがあって、仲良くなりたいなと思って勇気を出して近づいたんですよ。そしたら彩花ちゃん以外の3人は「うわー!」って逃げて(笑)。そしたら、彩花ちゃんが「ごめんね。みんな人見知りで」って丁寧に言ってくれたんです。

中江 長いお付き合いなのに、お互いに人見知りなので深く関わるまで時間かかったんですよね。でもメンバーが変わったり、アンジュルムに改名したりしても、ずっと曲やMVはチェックしていました。特に私は『好きよ、純情反抗期。』を、めっちゃ聴いていました。歌い方や曲調が特徴的だし、歌詞も面白くて印象に残るんですよね。

山邊 スマイレージさん時代はキラキラした“ザ・アイドル”って感じの曲が多かったんですけど、アンジュルムさんになってからはハロプロさんらしいアイドル曲だけじゃなく、すごく曲がバラエティに富んでいて幅が広がったなと思いながら聴き続けています。
CREDIT

取材・文/猪口貴裕


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