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UPDATE|2023/02/04

元CoCo宮前真樹が20年ぶりにライブ開催、ribbon、Qlairら乙女塾出身メンバーと共演

宮前真樹 Fumihiko Ohyama(idolshot)

1989年にデビューしたアイドルグループCoCoのメンバーとして活躍していた宮前真樹が、1月15日(日)に、約20年ぶりとなるライブを開催した。CoCoは、フジテレビのバラエティ番組『パラダイスGoGo!!』から生まれたアイドルグループ。宮前真樹、羽田恵理香、大野幹代、三浦理恵子、瀬能あづさという乙女塾1期生2期生のメンバーによって結成された5人組。当時の宮前は、ショートカットがトレードマークで、「まきボー」の愛称で親しまれていた。現在は、料理研究家として活動中だが、50歳の節目となる今年、アイドル活動を再開。ライブのみならず、新曲4曲入りのCD『Waltz』もリリースしている。

【写真】アイドルファンなら感慨深いゲストも…20年ぶりに開催された宮前真樹ライブ【6点】

今回は、そんな宮前が、50歳を迎える前日、同時期にアイドル活動していた仲間達をゲストに迎えて、池袋のMixalive TOKYOで行ったライブの夜の部の模様をレポートする。チケットはソールドアウト。チケット争奪戦に敗れ、涙を飲み配信で楽しんだというファンも多かったことだろう。

まず、最初のブロック。宮前は、CoCoの『You’re my treasure』の白い衣装で登場。サポートのアコースティックギターと共に、シンプルなアレンジで、CoCoの『笑顔でNo-Side』 や『ひまわり』、新曲『Waltz』などを披露した。解散コンサートでも歌われた『ひまわり』では、曲中のセリフ部分で「また会えて嬉しいです。どうもありがとう」と言った後、思わず感極まって泣きそうになり歌えなくなってしまうシーンも。観ているこちら側も、一気に90年代へとタイムスリップし、グッと引き込まれていった。

その後、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)からのビデオメッセージを挟んで、チェックのアイドル衣装にチェンジした宮前と共に登場したのは、同じく乙女塾1期生でribbonのメンバーだった松野有里巳と4期生でQlairのメンバーだった今井佐知子という2人。当時の乙女塾ファンにはたまらない今宵限りのトリオによるQlairの『SUMMER LOVER大作戦』とribbonの『リトル☆デイト』のパフォーマンスは間違いなく前半のハイライトだったと言っていいだろう。

MCでは『パラダイスGoGo!!』の懐かしいエピソードや裏話も飛び出したのだが、ribbonの歌唱パートのカメリハの際、学校で遅れてくる永作博美のパートを、宮前が代わりに担当していたという話が印象的だった。たびたび、永作の代わりに参加していたので、ribbonの曲もフリもバッチリ頭に入っていたのだそうだ。ちなみに、3月に行われるKERAの還暦記念ライブで、この3人が再び集結する。そこではどんなパフォーマンスが観られるのか、そちらも今から楽しみだ。

AUTHOR

南 喜一


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