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UPDATE|2022/12/20

乃木坂46アンダーライブ完遂、中村麗乃「頑張り続けること、努力し続けることを諦めなかった」

乃木坂46『31stSG アンダーライブ』最終公演

12月19日(月)に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて、乃木坂46『31stSG アンダーライブ』の最終公演が開催。当ライブは12月1日から神奈川、北海道、福岡、愛知、大阪の全国5ヶ所のZepp会場にて計9公演を実施され、最終公演のみインターネットでの生配信も行われた。

【写真】乃木坂46『31stSG アンダーライブ』の最終公演【11点】

31stシングル『ここにはないもの』のアンダー曲『悪い成分』でセンターを務める3期生・中村麗乃を座長に迎えた本公演。3〜4期生からなる構成では初のツアー形式によるアンダーライブを経験したことで、最終公演である今回のステージでは、より逞しく成長した姿をファンに提示した。「私たちが乃木坂46の未来を作っていくんだ」という強い意志も各曲から伝わり、アンダーライブの新章にふさわしい、見応えのあるステージが展開された。

「ここから一緒に宝物を作っていきましょう!」という黒見明香の力強い影アナに続いて、ライブは繊細で感傷的なピアノインストからスタート。通常なら『Overture』から勢いよく始まる乃木坂46のライブとは一線を画するオープニングも、実にアンダーライブのネクストステージにふさわしい。

ピアノインストが徐々に盛り上がりを見せる中、中村がひとりステージに姿を現すと、アカペラで『アンダー』の一節を歌い始める。会場が暖かい拍手に包まれると、改めて曲冒頭から歌い始め、そんな中村に寄り添うようにほかのメンバーが加わっていく。そして、全員が揃ったところで、この10人ならではの力強い歌声を響かせた。

通常とは異なるオープニングで観る者の心を鷲掴みにすると、そのまま『三角の空き地』へと移行。切なさの中に力強さもしっかり備わったパフォーマンスからは、アンダーライブを築き上げた先輩たちの背中を見て育った現メンバーによる、歴史を継承しようとする強い意志が伝わる。その後も『滑走路』『嫉妬の権利』とアンダー楽曲が立て続けに披露され、ライブ序盤からエモーショナルなステージが展開された。

CREDIT

文/西廣智一


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