2019年、激動のアイドルシーンの中で、新たな方法論で活躍する美少女たちがいる。ファンと一体になるライブパフォーマンスの凄さで“見つかった”熊澤風花(Task have Fun)もその1人だ。今や有名マンガ誌の表紙を飾るほどの急成長を遂げた彼女の素顔に、写真とインタビューで迫る。
歌やダンスパフォーマンスでファンを魅了するアイドル。日本国内に数え切れないほどのユニットが存在するが、ファンが一体となれるパフォーマンスや楽曲が評価され、フェス出演などで人気に火が付くケースもある。ライブ以外にも活躍の場を広げるグループTask have Fun。地道なビラ配りからスタートし、今年11月にはついに中野サンプラザでのライブも決定。メンバーの熊澤風花に、グループとして個人としての今の活動について聞いた。
──熊澤さんといえば、Task have Fun(以下タスク)のメンバーとして活躍しながら昨年からはグラビアにも進出。グラビアのお仕事はいかがですか?
熊澤 楽しいです! 最初はどうすればいいんだろうって緊張もあったんですけど、スタッフの方にすごく優しくしてもらって、とても楽しくやらせていただいています。
──最初は恥ずかしさもあった?
熊澤 いえ、それはなかったです。逆に、ファンの方から「見ているこっちが恥ずかしい」とは言われましたけど(笑)。
──今年2月にはマンガ誌の表紙を飾りましたね。
熊澤 表紙と言われても実感がなかったので本屋さんに見に行ったら、本当に私が表紙の本が店頭に並んでいてびっくりしました! 中学時代の友達からも「見たよ」って連絡が来たり、すごく反響が大きかったですね。ちなみにその本は自分でも買ったんですけど、レジでマスクを外してさりげなく「私だよ」ってアピールしたものの気付いてもらえませんでした(笑)。でも表紙はとてもうれしかったので、今後もグラビアは積極的にやりたいです!
──ちなみに熊澤さんが“美”に対して取り組んでいることは?
熊澤 グラビアのお仕事が決まったら、撮影の3週間前からジュースやチョコレートは口にしないようにしています。
──3週間は長いですね。
熊澤 キツいです……。でもそれをやると全然違うんですよ! お腹周りがすっきりして、すごくいい状態で撮影に臨めるんです。
──その撮影が終わると?
熊澤 食べまくります! お肉が好きなので、ステーキやハンバーグをいっぱい食べます!!
──さて、今でこそ絶好調の熊澤さんですが、タスク結成当初は1日中ビラ配りをすることもあったとか。
熊澤 はい。1日1000枚配るのを目標にしていたんですけど、全然受け取ってもらえなくて……。中学2年で世間の厳しさを知りました。でも、その経験があったからこそメンタルは強くなったと思います。
──そのタスクは2017年、楽曲『3WD』で知名度を上げました。
熊澤 特に夏フェスで多くの方に知っていただけたみたいで、秋になるとすごくたくさんの方がライブに来てくださるようになりました。一気に人数が増えたので、メンバーと「この期待を超えられるように頑張ろうね」と話してステージに上がっていましたね。
──ビラさえ受け取ってもらえなかった状況が一変したわけですね。
熊澤 今フライヤーを配ろうとすると、私が行くより先にファンの方がもらいに来てくれるんですよ。うれしいし「変わったなぁ~」って実感します。