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UPDATE|2019/03/29

野村みな美&加賀楓「ハロプロを卒業してもこの友情は永遠です」

野村みな美 加賀楓



──2人もしくは4人でいるとき、どんな会話をしているんですか?

加賀 お仕事の話をすることもあります。「こぶしのライブは、ここがいいよね」とか。でも、真面目な雰囲気になることはそうそうないか。大抵は一岡・山岸というド天然な2人がとんでもないことを言い出して、そこにのむさんが同じノリで合わせるパターン。大変なんですよ、まともなのが私しかいないから(笑)。

──じゃあ4人を仕切るのは主に加賀さんの役目?

加賀 そうなることが多いですね。遊びに行く場所を決めたりとか、時間の段取りをしたりとか。

野村 私は……ほぼ何もしていません(笑)。「それ、いいんじゃない?」とか言っているだけ。

──移動に関しては、電車に明るい一岡さんも心強い存在では?

加賀 いや、ダメですね。単に電車が好きなだけですから。「この車両はね……」とか豆知識を延々と語られるんですけど、こっちが求めている情報はそこじゃない(笑)。

──研修生はデビューを目指す集団ですよね。バラバラの時期に別々のグループに所属することになり、4人の関係性も変わったとか?

加賀 それは、あまりなかったです。こぶしとつばきは、デビューしてからも研修生発表会に出ていたじゃないですか。だから、あまり遠くに行ったという印象もなくて。

野村 むしろ研修生で一緒にいた頃より、離れてからの方が4人で話す時間は増えたんじゃないかな。

加賀 そうだね。デビューできないことに対する焦りっていうのは自分の中でありましたけど、「仲よかったのむさんや山岸がデビューしたから気まずい」とか、そういう気持ちでもなかったんですよね。

野村 いっちゃんは今まで通り遊びに誘ってくれたし、研修生のことで「どうしたらいいかな?」って相談してくることもあったんですよ。いっちゃんは研修生の中で先輩になっていましたから。壁ができたっていうことも特になくて、お互いに相談し合っていました。

──どんな相談をするんですか?

野村 やっぱり一番はパフォーマンスのことかな。たとえばダンスで言うと、全体として揃っているかどうかっていうことは、みつばちまき先生が教えてくれることなんです。だけど個人としての見せ方っていうのは、それぞれ自分で考えるものじゃないですか。そこの部分で意見を聞かれたりしましたね。私も「こうした方がカッコいいと思うよ」って自分なりの意見で答えましたし。

加賀 のむさんと山岸がデビューしたことで、私と一岡は研修生の中で一番上の存在になったんです。それで今までとは違う反省会のやり方を導入したり、変化を出そうとしていて。そういうことも4人で話して決めていました。4人全員がデビューしてからも、一番頼りになる相談相手っていう意味では変わらなかった。カメラに抜かれたときの表情、キメのときのポーズをどうするか、歌い方の問題……そういうことをいつも尋ねています。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/佐賀章広 


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