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UPDATE|2022/10/21

小雪12年ぶりの主演映画『桜色の風が咲く』の本編シーン映像が解禁、バリアフリー予告編も完成

『桜色の風が咲く』(C)THRONE / KARAVAN Pictures

小雪主演の映画『桜色の風が咲く』が11月4日(金)より、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、新宿ピカデリー他にて全国順次公開となる。今回、本編シーン映像が解禁された。また日本語字幕付きバリアフリー予告編が完成し、バリアフリー上映の詳細も決定した。

【写真】小雪12年ぶりの主演映画『桜色の風が咲く』の場面写真

本作品は9歳で失明、18歳で聴力を失いながらも世界で初めて盲ろう者の大学教授となり、東京大学の教授として教鞭をとっている福島智(ふくしまさとし)の幼少期から大学受験までの姿を描いた映画。

小雪は12年ぶりの主演となる本作で困難に立ち向かう福島智の母・令子を演じる。

今回、解禁となる本編シーンは、3歳の時に右目を失明しながらもやんちゃで明るい智だったが、徐々に左目の状態も悪くなり、小学校に行くことを医者から止められて「ああ暇や~学校行きたいなぁ」と母に文句を言う場面から始まる。

「先生に言われたでしょ、目が治ったら行けるから今は我慢」と言い聞かせ、目の負担になるTVも禁じる母に、智は仕方ないとばかりに「ラジオは ええ?目ぇ使わんし」と落語を聞いてみるなど、持前の好奇心は健在。母子でユーモアを忘れずに日常を過ごしていた。 

一方で智の左目の病状は悪化し、病院では「眼圧の高い状態が続いていて危険です、すぐに入院したほうがいいでしょう」と診断を受けてしまう。そして「万が一のことも、覚悟してください」という医者の言葉に戸惑う表情を垣間見せながらも、気丈に振る舞う母親。本作の脚本を読むなり出演を熱望した小雪の凛として強く、大らかな母を体現する圧倒的な存在感に注目だ。

また本編シーンのあとには、今回あわせて解禁する本作の予告編に日本語の字幕をつけたバリアフリー予告編が続く。邦画の予告編に字幕を付ける形での紹介は珍しく、本作では新たな試みとして作成を決定。本作の公式HPでも、バリアフリー日本語字幕付きと合わせて音声ガイドも作成し、2種類の本作の予告編が公開される。



【あわせて読む】小雪が12年ぶりに映画主演、作品モデルの盲ろう者の大学教授・福島智さんのコメント&場面写真が解禁

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