FOLLOW US

UPDATE|2022/10/13

山崎怜奈が報道番組初MCに「最近なぜか発言がネットニュースに。悪い人ではないと伝えたい(笑)」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて平日夜9時より生放送されている。10月12日(水)の放送では、タレントの山崎怜奈が初出演し、報道番組MCに挑戦した。

【写真】難関クイズに挑戦し、見事正解した山崎怜奈【3点】

山崎は「最近、なぜか発言がネットニュースになりやすい。悪い人ではないということを伝えたい(笑)。お手柔らかにお願いします」と意気込み。進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーは「1年前に私が山崎さんのラジオ番組に出演した際に、『ぜひ、アベプラに出て下さい』と話していた。ついに実現した」と嬉しそうに話した。

最初の話題として、ウクライナのゼレンスキー大統領が歴史的な港湾都市オデーサについて、世界遺産への登録をユネスコ(国連教育科学文化機関)に申請したことを紹介。世界遺産検定2級を持つ山崎は「世界遺産の登録には通常は時間がかかるけど、例外的に決定し、同時に『危機にさらされている世界遺産』として登録されるケースがある。登録されると、世界遺産基金や民間団体のお金で保全活動ができる仕組みがある」と解説。

さらに、「今のウクライナの状況を記録に残すことは必要だし、私たちがこの状況に興味や関心を持つという意味でも重要なことだと思う」とコメントした。山崎のコメントに対し、視聴者からは「世界遺産決定のプロセスも把握しているのはさすが」「知識がないと議論できないから、素晴らしい」などと、好意的なコメントが寄せられた。

また、番組では、波風を立てないために、対立や議論を避ける若い世代の価値観を紹介し、現代のコミュニケーションについて考えた。山崎は「中高時代の授業で、ディベートやディスカッションが組み込まれていたから、私は議論することにそれほど抵抗がない。その過程で“他人と自分とは意見が違う生き物”ということを学ぶことができて、今でもそれが大前提として頭にある」とコメントした一方、「私も対立は嫌い。なるべく対立したくないけど、それと自分の意見を言わないということは切り離した方がいいと思う」と語った。

また、対立を嫌う背景について「意見が違う相手のことを、“嫌なもの”として見るような文化が生まれている気がする」とした上で、「意見が対立した相手に嫌悪感を持ったり、『この人ともう喋らない!苦手』となっちゃったりするのは、なんでなんだろう?と思う。他人と考え方や育ち方、見てきたものが全部違って当たり前なのに」と投げかけた。

これに対して、ジャーナリストの佐々木俊尚は「例えば、何かを発言した時に『お前は馬鹿か?』と言われるのと、『言っていることはわかるけど、こういう面もあるのでは?』と言われるのでは全く受け止め方が違う。言い回しの問題があるのではないか?」と指摘すると、山崎は「こういうディスカッションことを教育の中に組み込んで、相手に伝わる言い方を学ぶ必要があるということですよね」と話した。

さらに、番組の終盤では、気象予報士の穂川果音が天気にまつわるクイズを出題。クイズ番組でも活躍する山崎に、難関な四字熟語クイズをぶつけると、山崎は「意味は?」「元から知っていましたか?」とヒントを聞き出す。穂川から「中国語のことわざ」とヒントが出ると、大学時代に中国語を習得した山崎は「意味はわからないけど、音で聞いたことがある」として、「春蚓秋蛇」と回答し、これが見事正解。これには、共演者も「すごい」と声を揃えた。視聴者からも「かっこいい」「才女現る」「さらっと大正解」とコメントが寄せられた。

放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中だ。

【あわせて読む】EXIT・りんたろー。がテレビでの”お笑い”と”差別”に持論「笑いの選択肢を奪っている」

RECOMMENDED おすすめの記事