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UPDATE|2019/03/08

「時は来た!」NMB48太田夢莉が語るセンターへの思い

絶対的エース山本彩が卒業し、“第2章”に突入したNMB48にあって、「NMB48シングルのセンターを目指す」と高らかに宣言したメンバーがいる。次世代エースとして期待されている3期生、太田夢莉だ。「私は自ら引っ張っていくタイプではないんですよ」と語る彼女はなぜあの言葉を口にしたのか。10代最後の年をガムシャラに走り出した彼女に、その真意を聞いた。




──新体制での活動が本格的に始まる、今の空気はいかがですか?

太田 それが、まだまだ彩さん卒業後のNMB48が本格的に始まった実感がないんです。NMB48って、グループの真価が発揮される瞬間が、なぜかいつも単独ライブのときで。彩さん卒業後は、その大きな機会が巡ってきていません。きっと大会場のライブで1つになるときに、今のNMB48の形が本格的に見えてきて、そこから大きな変化をもたらしてくれるんじゃないかなと考えてます。

──新キャプテンの小嶋花梨さんはいかがです?

太田 元々しっかり者のイメージが強かったので、就任したときから絶対に花梨ちゃんなら大丈夫だと思っていました。彩さんの後任という、ものすごいプレッシャーの中、本当に日を増すごとにキャプテンとして成長していて本当に心強い。個人的には同い年なので、花梨ちゃんを支えつつ、1人の人間としてももっと絆を深めていきたい! 花梨ちゃんの話も沢山聞きたいし、私の話ももっと話せたらいいなぁと思っています。

──変わりゆくNMB48の中、太田さんは昨年末の生誕祭にて「NMB48シングルのセンターを目指す!」と高らかに宣言されました。この決意表明の真意は?

太田 以前「いつまで山本彩に頼るのか?」コンサートでも、センターを目指したいと語ったことがあって。ただ、自分が結果を残し続けて認めてもらう他ないので、言った後は反省したんです。ただ彩さんが卒業した後、私も本気でこれからのNMB48について考えているんだ、ということをアピールしなければと思って。ならどうする? 口にするしかない! と思って、宣言したんです。

──それは10代最後を迎えたのも大きい?

太田 はい。自分が在籍しているうちに一度は何か証を残したいと思っていて。20歳までのこの1年で、絶対に叶えたい! と思ったからこそ、あの場で宣言しました……なんて大丈夫ですかね(笑)。

──何を言いますか(笑)。
CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/武田敏将


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