──お2人の世代だと、小さな頃に流行したものといえば……。
宮田 私、まなふぃさんとの共通点を1つ知っているんですよ。まなふぃさん、SHOWROOMで「(とっとこ)ハム太郎が好き」って言っていましたよね?
高瀬 うん、めっちゃ好き!
宮田 私も小さな頃めっちゃ好きでした! 初めて観た映画もハム太郎だったし、ビデオも持っていたくらいなんですよ!
高瀬 私もハム太郎の映画観てた! うわ~、めっちゃうれしい!!
──一方、高瀬さんは海外に住んでいたこともありグローバル志向、宮田さんは御朱印巡りが趣味な“和風娘”ですから、そこの感覚は逆なのかなと。
宮田 言われてみればそうですね。
高瀬 うん。ただ、それによって考え方が逆と感じたことはないです。私もイギリスに住んでいた期間より日本でいる期間の方が長く、だんだん“グローバル感”も薄れてきていますから(笑)。
──では、一緒にお仕事をしたり親しくなるにつれて見えてきたお互いの魅力はどういう部分でしょう?
高瀬 愛萌は、すごく自分を持っているなと思います。周囲にどう見られようともしっかり自分を持っていて、それを表に出しているところがすごいなって思いますね。
──自分を貫いている、と。
宮田 それは自分でも意識しています。誰にどう思われても「私はこれが好きだ」というところはハッキリさせたいので。まなふぃさんは最初おとなしい方なのかなと思っていたんですけど、実はすごく面白い! すごく賢いんですよ。
高瀬 愛萌ほどじゃないよ~!!
宮田 頭の回転が早いなって思います。発言が的確で、言葉選びのセンスもいいなって思うんですよ。
高瀬 いやいや!! う~ん、でも“的確”というのはメンバーにも言われます。ついズバッと言っちゃって後悔することもあるんですけど。
──他のメンバーも「まなふぃさんはツッコミが鋭い」と言っていました。『ひらがな推し』の収録中、いつもマイクに拾われないくらいの小さな声で面白いツッコミを入れている、と。
宮田 そうなんですよ! めっちゃ面白い!!
高瀬 えっ、みんな聞いてたんだ?
宮田 聞いてますよ~! 面白いし、反応が早い! (MCの)若林(正恭=オードリー)さんより反応が早いときもあるから、まなふぃさんにはマイクを付けていてほしいなっていつも思っています!
高瀬 え~、うれしいな~!
──高瀬さんには今後ツッコミとしての活躍を期待します! 『ひらがな推し』では宮田さんのぶりっ子キャラが開花しましたが。
高瀬 大ブレイクですよね! いつも「すごいな~」って思いながら見ています。やろうと思ってできることじゃないですよ、あれは。本当に才能だと思います!
宮田 いやいや! 全然!
高瀬 愛萌はワンパターンじゃなくていろんなバリエーションのぶりっ子を持っているから、すごいな~って!
──ぶりっ子の幅の広さは天性のものですか? あるいは研究していたり……?
宮田 “研究”ってほどじゃないんですけど、もともと私、中学や高校の頃から「ぶりっ子」とか「あざとい」って言われていたんですよ。その言葉を私は褒め言葉だと受け取って、どんどんその方向に進んでいきました(笑)。