──Meguさんのターニングポイントは何ですか?
Megu 2014年7月にリリースした『サンシャイン日本海』でオリコン10位以内を目指しましょうと言われたんですけど、それまでは徐々に順位を上げていってたので、ちょっとハードルが高いなと思ったんです。当時は他のアイドルさんも、どんどん順位を上げていたし、私たちは新潟でやっているから不安も大きくて。でも挑戦したことは、すごく大きな経験で。結果は11位だったんですけど、ギリギリのところまで行けたのは自信になったし、その悔しさがバネになって、『光のシュプール』で5位になって、喜びもひとしおでした。このときに頑張っていなかったら、今の環境もなかったのかなって思いますね。
──それまで明確な目標を立てて動くってことはなかったんですか?
Megu そうですね。Tパレ(T-Palette Records)に所属して、そういう目標を出してもらったから頑張れました。新潟だけでやっていたら、平坦な活動で終わっていたかもしれないし、今も続けていなかったかもしれません。
Kaede 私のターニングポイントは、まさに今の話に繋がるんですけど、いきなり事務所の社長に連れられてタワーレコードさんに挨拶に行ったとき、机の上にNegiccoのCDが何枚も積んであって、嶺脇社長も含めたスタッフさんが具体的なリリースの話を始めたんですよ。私たちは挨拶だけだと思っていたので、知らないうちに話が進んでいたんだとビックリして(笑)。
Kaede 何の予告もなかった。
Nao☆ 挨拶行くまで、めちゃくちゃ眠かったもん(笑)。
Kaede 振り返ってみると、あの日に、いろんなことが始まったんですよね。
Nao☆ ただTパレに入って、最初にリリースしたCDが、そんなに伸びなくて、現実も知りました。
Kaede でも、それまではランキングに入ることすらなくて、手売りではなく流通に乗ったというのが大きな変化でしたね。