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UPDATE|2022/08/17

フィロのス・十束、LinQ・新木、ニジマス…TIF2022で見た、アイドルたちの“最後のステージ”

解散前ラストTIFのステージを終える26時のマスカレイド

8月5日から7日にかけてお台場で行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」(以下、TIF)。参加するアイドルたちにとっては新規ファンを獲得する“出会いの場”である一方、卒業や解散で最後のTIFとなったアイドルもいた。そんなアイドル2人と1グループに最後のTIFを終えての気持ちを聞いた。

【写真】十束おとは、新木さくら、ニジマス、それぞれのTIF最後のステージ

■十束おとは(フィロソフィーのダンス)
2016年からTIFに出演している4人組グループアイドル「フィロソフィーのダンス」。メンバーの十束おとはが11月19日に日比谷公園大音楽堂で開催されるツアーファイナルをもっての卒業を発表しており、4人体制では最後のTIFとなった今年。6日にはスカイステージ、そしてスマイルガーデンのトリを務め、7日はメインステージであるHOTステージでパフォーマンスを行った。

佐藤まりあは「卒業については気にせず、4人でいつも通りのフィロソフィーのダンスを見てもらえたので、ファンの人も悲しまずに迎えられたんじゃないかと思う」と語り、奥津マリリは「どうしてもファンのみんなは卒業がちらつくと思うんですけど、それがちょっとしたスパイスになっているくらいの気持ちです」と、平常心で臨めたという。

また、日向ハルは十束以外にも、これまで一緒に活動を続けてきたアイドルへの思いも今回のTIFにはあったと明かした。

「TIFではsora tob sakana、大阪☆春夏秋冬、prediaと同じ時代を頑張ってきた友達と一緒にコラボステージを毎年やってきました。TIFで仲良くなると、その後の対バンでも関係値が深まる。私たち以外のグループは解散したり現体制終了しちゃったんですけど、そうしたグループの気持ちも背負って、今年は歌うぞと頑張りました」

一方で、卒業を控える十束は「TIFはやっぱりアイドルとして特別で、アイドルが一番輝ける場所だと思っています。TIFのメインステージに立つのはアイドルの一番の目標なので、HOTステージでTIFを終われたことはすごく嬉しかった。TIF自体も3年ぶりに夏に戻ってこられたので最高の状態で終われました」と満足げに語った。

さらに「アイドルになる前、2010年のTIF第1回目のときも、ももいろクローバーさん、でんぱ組.incさん、Dorothy Little Happyが好きでファンとして参加していたんですよ。だから来年のTIFはファンとして参加します」とアイドルとしてのTIFに悔いはないと笑顔を見せた。

AUTHOR

徳重 龍徳


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