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UPDATE|2022/08/05

安藤美姫がジェンダーバランスに「フィギュア界はバランスが取れてきた」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』(ABEMA)が8月3日(水)夜9時から放送され、ニュース番組の出演者のジェンダーバランスに関する調査結果を紹介。番組MCでプロフィギュアスケーターの安藤美姫と話し合った。

【写真】「ジェンダーバランスが進歩しているのは間違いない」と今後に期待するパックン、ほか番組カット【4点】

安藤は「フィギュアスケート界におけるジェンダーバランスは、昔よりもバランスが取れてきたと思う」と前置きをした上で、「もともとは女性の世界、女性が強いスポーツというイメージがあり、関係者の方も女性が多かった。本田武史さんを筆頭に男性メダリストが出てきてから、男性も強くなってコーチや関係者の方も増えてきた。でも、他の業界ではまだ問題があると感じる」と話した。

また、お笑い芸人のパックンは「昔のバラエティ番組と比べたら、少しずつジェンダーバランスが進歩しているのは間違いない。このまま社会もメディアも改善していくんじゃないかと前向きに思っている」とコメント。これを受け、安藤も「これまでは30~40代の女性は家庭か仕事かという選択を迫られることが多かったから、その世代の出演者が少ないのでは?でも、今は社会も変わってきているから、パックンさんが仰ったように今の若い世代が年を重ねた頃にはもっとバランスが取れていると思う」と、日本の将来に期待を込めた。

また、番組では、70人に1人が直面しているという「うつ病」にも注目。自身のアスリート時代を振り返った安藤は「アスリートは『どんな苦悩にも立ち向かい、乗り越えなければならない』というところがあって、自覚症状はないけど、もしかしたらうつ病だったのかな?という時期が自分にもある」とした上で、「これから未来を背負っていくアスリートにとっても、メッセージ性のあるテーマだと思う」と話した。

また、安藤は産後うつの現状にも触れ、「私の周りにも赤ちゃんがいることで、社会や友人との接点が減り、自分のフリータイムがなくなったことで、産後うつになった人がいる。”お母さんだから”と手を抜けない人が多いけど、必ず”お母さん”になる必要はない。赤ちゃんが寝た後に自分の時間を持つこともできるし、赤ちゃんがいても友達と交流することはできると思うから、こうあるべきという考え方を変えることで減らしていけるのではないか」と、実体験を交えてコメントした。

この日の番組には、事実婚を発表したタレントでシステムエンジニアの池澤あやかが出演。池澤は事実婚を選んだ理由について「ペアローンで住宅を購入しようとした時に、婚姻関係やパートナーであることを証明できるものを提出しなければならなかった。ローンを組むまでの猶予である1週間で苗字を変える決断ができなかったので、『まずは事実婚しとくか~』となった」と、明かした。

これを受けて、パックンは「ローン婚だ!」とツッコんだ上で、「『死ぬまで守る約束』は結婚の他にない。僕は結婚したことで責任感が生まれて、フラフラ感は半減した。まだ、フラ…はしているんだけどね(笑)」と、独特の言い回しで、池澤を祝福した。すると、池澤は「ローン婚しました(笑)。区切りとして結婚して良かったと思います」と笑顔を浮かべた。

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