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UPDATE|2022/07/24

日向坂46 出演『W-KEYAKI FES.2022』が開催、今年9月からの全国アリーナツアーも発表

カメラ:上山陽介

日向坂46が出演する『W-KEYAKI FES.2022』が7月23日(土)、富士急ハイランド コニファーフォレストにて行われた。

【写真】トロピカルカラーの衣装で登場した日向坂46、多幸感に満ち溢れたステージカット【32点】

昨年同会場で初開催された『W-KEYAKI FES.』は、1本の欅から生まれ、それぞれ自分たちの坂を駆け上がってきた櫻坂46と日向坂46が、かつて『欅共和国』を行ってきた“聖地”ともいうべき富士急ハイランド コニファーフォレストに集結するという合同野外ライブ。

当初、今年は7月21〜24日の4日間にわたり、1日目と3日目を日向坂46、2日目と4日目を櫻坂46が単独ライブを行う予定だったが、櫻坂46メンバーのコロナ感染により2日目と4日目が中止に。21日の初日を経て、日向坂46が今年の『W-KEYAKI FES.』を締めくくることとなった。

前日に影山優佳のコロナ感染がアナウンスされ、この日は20人でライブに臨むことに。小雨が続く中、上村ひなのと山口陽世による影アナを経て、スクリーンに「伝説は、1本の欅から始まった」というメッセージを告げるオープニング映像が流れ始める。

続いて、空色ジャケットと白いスカートを着用した日向坂46メンバーがステージに登場すると、いきなり『太陽は見上げる人を選ばない』からライブはスタート。おひさま(=日向坂46ファンの総称)の予想を裏切るオープニングに、客席からはどよめきの声も聞こえるが、すぐに一体感の強い盛り上がりで会場全体の熱量は高まっていき、曲終盤では空高くまで無数もの風船が飛ばされるほか、キャプテンの佐々木久美が「『W-KEYAKI FES.』、開幕です!」と高らかに宣言するなど、早くもクライマックスのような展開を見せた。

その後『Overture』を経て、トロピカルカラーの衣装に着替えたメンバーが再登場すると、『キツネ』でエネルギッシュなステージを繰り広げていく。続くフラッグを使ったダンスパフォーマンスではウォーターショットによる放水も相まって、ステージ上の華やかさが一気に増すことに。そこから『君しか勝たん』に続くと、センターの加藤史帆を中心としたピースフルな空気感におひさまのハンドクラップが加わるなど、多幸感に満ち溢れたステージが展開されていった。

最初のMCでは佐々木久美が櫻坂46キャプテン・菅井友香から預かった手紙を読み上げる一幕も。「日向坂46と櫻坂46は同じ欅から生まれたグループということで、これからもリスペクトし合いながらいい関係を築いていけたらうれしいです」という菅井からのメッセージを受けて、久美も「私たちは櫻坂46さんの分の魂も背負って、この『W-KEYAKI FES.』を盛り上げて、楽しんでいきたいと思います!」と力強いコメントを寄せた。また、加藤史帆の「皆さん、今日はなんの日だと思いますか?」を合図に、この日21歳の誕生日を迎えた河田陽菜をサプライズでお祝い。バースデーケーキを前にした河田は「今年の目標は携帯を見るときに、眉間に皺を寄せないこと。いつも言われているので、気をつけたいと思います(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

その流れで『アザトカワイイ』へとつなげると、メンバーは2手に分かれてトロッコに乗り、会場外周を移動。そして会場後方のサブステージに到達すると、そのまま会場中に散っていく。続く『思いがけないダブルレインボー』ではメンバーの放水や水鉄砲、さらにはウォーターショットも加わり、晴れ間が差し始めた会場に虹を作ろうと試みる。おひさまのみならずメンバー自身も全身水浸し状態だが、『欅共和国』から数えても初めてとなる自らの手による放水に、メンバーはみな終始ご機嫌の様子だった。

その後は金村美玖、小坂菜緒、濱岸ひよりによるしっとりしたユニット曲『もうこんなに好きになれない』で会場に穏やかな空気が流れ始める。しかし、一期生による『好きということは…』『真夜中の懺悔大会』でタオル回しや放水などでお祭り騒ぎが繰り広げられると、続く二期生は『世界にはThank you!が溢れている』『恋した魚は空を飛ぶ』で息の合ったダンスを見せつけ、三期生は『この夏をジャムにしよう』『ゴーフルと君』にて可愛らしさをアピール。期ごとに異なるカラーのパフォーマンスで、日向坂46の層の厚さを証明してみせた。


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