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UPDATE|2022/07/23

地方競馬騎手の妻・矢部美穂、なれ初め&変化を語る「報告したらマツコさんも驚いていた」

矢部美穂 撮影/松山勇樹

1992年のデビュー以来、グラビアでも活躍してきたタレントの矢部美穂。今年グラビアからの卒業&川崎競馬所属の山林堂信彦騎手との結婚を発表し話題を呼んだ。そんな彼女に、「これまでの彼氏とはタイプが全然違う」という山林堂騎手とのなれ初めから、結婚で起きた意外な変化、さらに今後の夢について聞いた。(前後編の後編)

>>前編はこちら

【写真】結婚発表で話題、矢部美穂の撮りおろしカット【10点】

──4月に出されたDVD『お久しぶりです 矢部美穂です』をもって、グラビア卒業宣言をされましたが、この決断は結婚を受けてのものだったんでしょうか。

矢部 そうです。すごく迷ったんですけど、今まで応援してくださった皆さんがいて、今の矢部美穂がいる。感謝もこめて、今だったらまだ軽うじて綺麗な体だから頑張れると思って出しました(笑)。

──卒業ということですが、たとえば今後写真集を撮りませんかとなっても出しませんか?

矢部 公営競技……騎手の妻ですしあまりよろしくないと思うんですよね。そもそももう45歳ですし、やらないですよ(笑)。

──お話にも上がりましたが、今年5月26日に川崎競馬所属騎手の山林堂信彦さんと結婚されました。どういった流れで交際は始まったんですか?

矢部 出会ったときは、私は馬主で向こうは騎手という関係でした。もともと競馬のエージェントから馬を手放そうとしている馬主さんがいるけど買わないか、という話があって。お金がないと一度は断ったんですけど「絶対走るから買った方がいい」と勧められて、生命保険を崩して、その馬を買って……。

──えっ、生命保険を崩してまで競走馬を買ったんですか!?

矢部 本当にお金なかったんですもん(笑)。それも税理士さんに「矢部さんは貯金できないけれど、生命保険だったらすぐ簡単におろさなくて済むからいいんじゃないですか」って勧められた唯一の貯金でした。それで、買ったブースターという馬に乗ったのが、山林堂騎手だったんです。

──競走馬がキューピッドなんですね。

矢部 それまで山林堂騎手のことは知らなかったし、自分の馬にはやっぱりトップジョッキーに乗ってほしいから、最初は「チェンジ 」ってすぐ言ったんです(笑)。でもエージェントに勧められてしぶしぶ乗ってもらったら、次々と奇跡を起こしちゃうわけですよ。ただ、当時はまだ好きという感情ではなく、騎手と馬主の信頼関係。タイプとかでもなかったですしね。でもコロナ禍で会うことも難しくなる中、馬の怪我とかの問題もあり、頻繁に連絡を取り合っているうちに仲良くなっていきました。

CREDIT

取材・文/徳重龍徳 撮影/松山勇樹


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