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UPDATE|2022/06/19

「コンビニの本棚が全部埋め尽くされていた」伝説のグラドル・西田麻衣のデビュー秘話

西田麻衣 撮影/松田勇樹



──デビューグラビアは今は廃刊になった『週刊ヤングサンデー』でした。水着になることに対する恥ずかしさとかはありましたか?

西田 グラビアを始めたころから、自分の中ではスイッチがあって、仕事だと思ったら恥ずかしくはなかったですね。初めての撮影は沖縄での撮影だったんですけど、水着になることよりも、かき氷食べながらこっち向いてとかポージングをすることの方が恥ずかしかったです。

──グラビアの撮影の次はファーストDVDの撮影だったんですね。

西田 バリ島に行きました。暑さや緊張が重なって、ビーチで飛び跳ねる撮影の時に倒れちゃったんですよね。自分の限界とかがまだ把握できていなくて、頑張りすぎてしまって。倒れて気が付いたらホテルでした。ホテルでもポカリが置いてあったんですけど、バリは虫が多いので、アリが入っていて「地獄、もう帰りたい」と思いました(笑)。当時は男性の厳しいマネージャーで「ポージングができてない」とけっこう怒られました。マネージャーの部屋で、笑顔やポージングの練習をさせられるのが深夜1時くらいまで続きました。

──そんな大変な体験をしてもグラビアを辞めなかった理由は?

西田 ファーストDVDぐらいで、グラビアでバッと売れたのは大きかったです。そうすると地元で有名人が出たと周りが喜んでくれて、そういう反応が嬉しかったんですよね。そうした反応がテレビのバラエティー番組に出るとさらに広がっていきました。コンビニに行ったら、自分が表紙を飾った雑誌で全部埋め尽くされているときもありました。あれは人生において貴重な経験をさせてもらったなと思います。

──当時はグラビアでも引っ張りだこでしたもんね。2008年〜2021年の間に写真集6冊とかなりハイペースで出されています。

西田 すごい忙しかったころは、月に2回は撮影で海外に行ってました。『ヤングガンガン』の撮影が多かったと思います。『ヤングガンガン』のスタッフさんって、本当にガンガンな人なんですよ。イエーイみたいなノリで(笑)。私は当時そういうノリが好きだったので、楽しかったです。

AUTHOR

徳重 龍徳


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