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UPDATE|2022/06/02

ももクロ・百田夏菜子が語る連ドラ初主演「今までにない奥さん役、新鮮に感じてくださるのでは」

落合モトキ、百田夏菜子

ももいろクローバーZ・百田夏菜子が主演を務めるドラマ、『僕の大好きな妻!』が6月4日(土)からスタートする。連続ドラマ初主演となる百田に、役への思いや撮影時のエピソードを聞いた。

【写真】百田夏菜子が主演の『僕の大好きな妻!』場面カット【8点】

『僕の大好きな妻!』は、発達障害の特性がある北山知花(百田夏菜子)と、その事実を知り、戸惑いながらも向き合っていこうとする夫・悟(落合モトキ)が多くの壁にぶつかりながらも、「お互いを思いやる」気持ちに気づいていく、今までにないラブストーリーだ。

――役のオファーをもらったときの感想は?

百田 移動中の車の中で、マネージャーさんから「こういうお話をいただいたんだけど」と言われたのが最初ですね。原作である『僕の妻は発達障害』のお話の内容だけでなく、スタッフの皆さんの「障害」のことを逃げずにちゃんと視聴者に伝えたいという熱い想いも聞かせていただいて、とても素敵だなと思いました。そんなスタッフの皆さんと一緒に、同じ気持ちで、この作品の世界に入りたいと思い、今回の役をお受けしました。

これまでドラマに出演した経験はそれほど多くないのですが、意外と奥さん役や、それどころかお母さん役もやらせていただいたことがあるんですよ!自分でも不思議だなって思っています。ただ、今回の知花は今までにない奥さん役なので、見ている方も新鮮に感じてくださるのではないでしょうか。

――知花役を演じるにあたって、意識が変わったことはありますか?

百田 撮影は終盤まで進んでいるのですが、今でも毎日いろんなことを考えて向き合いながら学ぶ日々です。私の中で変わったこととしては、人間観察をするようになったこと。ちょっとした失敗をしてしまったとき、その人がどう反応するのか、周囲の人はどんなリアクションをするのか、さらにその様子を見た自分(百田)がどんな風に感じるのか。一つの事柄でも、そんな風に多面的な気持ちをキャッチするようになりました。

――知花を演じる上で、心がけていることは?

百田 発達障害は、100人いれば100通りの特性があると言われるくらい、人によって違いがあるそうです。ドラマの中での知花の特性は、物事を決められた順番通りに進められないと混乱してしまったり、言葉を額面通りに受け取ったり、人の気持ちを察するのが苦手だったりすること。私自身は頭の中で考え、言葉を選んで話すほうなので、台詞を言う際は、“知花として感じたことがパッと口から飛び出てくる”そんなイメージを大切にして、知花を演じています。

それと、基本的に知花はとても明るくてエネルギッシュな女性なんですね。自宅のシーンでも階段を駆け上るシーンが何度もあったり。そういう知花の魅力が演じていてもとても楽しいのと、台本の知花のパワーにちょっとついていけなくなりそうな時もあって(笑)。私も頑張ってついていかなきゃって思っています!

――夫役の落合モトキさんの印象は?

百田 今回のドラマで初めてお会いしたのですが、初対面の日がリハーサルだったので、お互いの戸惑いが全面に出てしまって…。監督も交えて「夫婦の形を、もう少し深めていかないと」という話をしたのを覚えています。スタッフさんからは「スマホの待ち受けを、二人のツーショットにしてみたら?」なんて案も出ましたね。ちなみに落合さんは、私のライブ映像をたくさん見てくださったそうです。そうやって少しずつ打ち解けて、今はとても気さくにお話しできるようになったと思います。

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