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UPDATE|2022/05/21

大食いタレント三宅智子が語るフードファイター前夜「中学生で食欲に歯止めが効かなくなった」

三宅智子 撮影/松山勇樹



──当時から量も相当食べたんでしょうか?

三宅 いや、それはわからないです。というのも、当時は「限界まで食べる」ということに挑戦していなかったので。「出されたものは速攻で食べるけど、それがなくなった時点でごちそうさま」という感覚だったんですよ。たまに親戚とかの集まりでテーブルの上にズラリと食事が並んでいると、本当にあるだけ私が食べちゃうものだからビックリしていましたけど。

──大食いに目覚めたきっかけは?

三宅 大きかったのは『TVチャンピオン』(テレビ東京)の枠で「大食い選手権」が始まったことかもしれません。当時はまだ初期で、 赤坂(尊子)さんとかが活躍していた時代。家族であの番組を観ながら「あんなに食べることができてうらやましいな~」「私もあれくらい食べられそう!」とか思っていたんですよ。親も「ともちゃんなら食べられるんじゃないの? 将来、これで賞金を稼いでよ」とか笑っていましたし。

──その後、大食い人生は?

三宅 小さい頃は「出されたものを残さず食べる」というだけで不満はなかったんですけど、中学に入ったあたりからいよいよ自分の食欲に歯止めが効かなくなりまして(笑)。中学校を卒業するとすぐにバイトを始め、自分でお金を稼ぐようになったんです。もちろんバイト代で好きなものを好きなだけ食べたいからなんですけど。「食べたいものがあるのに、お金がないから我慢する」という状態が耐えられなかったんですよ。

──ちなみにバイトは何を?

三宅 道の駅で働いていました。農産物の直売所みたいなところで朝早くから野菜を売っていましたね。……そういえば、聞いてください! Amazonプライムに『道の駅に行こう!』という番組があるんですけど、それの撮影で同じ道の駅に行ったんですよ!

AUTHOR

小野田 衛


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