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UPDATE|2022/05/16

AKB48新センター本田仁美が語る“選ばれたこと”への胸中「8年前は想像もつかない場所でした」

本田仁美 撮影/武田敏将



──卒業しようと思ったことは?

本田 ありました。エイトのメンバーが次々と選抜に入っていき、ゆいちゃん(小栗有以)が『Teachet Teacher』でセンターになった時期です。ずっと隣にいた仲間たちがどんどん先を走っている。自分はどう頑張れば追いつけるのかが分からない……と、他人と比べてしまっていました。自分に何が足りないのかすら分からなくて、あの頃はずっと悩んでいて、そんなときに韓国でオーディションを受けるお話があったんです。韓国ではすべて自分でどうにかしないといけません。言葉も生活も人間関係も。韓国での経験は私を人間として大きくしてくれました。それまでは実家暮らしだからすべて親任せだったけど、自立した人に変わることができました。

──ダンス推しの曲が連続したことはどう思っていますか?

本田 前作はロックダンスで、私も経験のないジャンルだったので、最初は苦戦しました。挑戦という意味では成長できたのですが、実力を発揮しきれなかった気がしていました。でも、今回のダンスは私の得意とする踊り方なので、自分を出せるチャンスだと思っています。

──メンバーは異口同音に「今のAKB48を知ってほしい」と言います。本田さんはどう思いますか?

本田 それは思います。先輩方が作ってきたベースを大切にしながら、レベルアップしていくのが理想です。完全にリニューアルするのは違うかな。シングル毎に前作を超えていきたいとは思っています。

──レギュラー番組も4月からスタートして、調子が上向きです。

本田 地上波で2本の番組があるのはありがたいことです。去年、『NHK紅白歌合戦』や『日本レコード大賞』で悔しい思いをしたから、今年は夢を叶えたいと思いますし、自分がセンターの曲で出場できたらなおさらいいですよね! 今はそんな未来を見据えています。

──4月3日に行われたAKB48のコンサートではクロちゃんと〝お尻合い〟になれませんでしたね(クロちゃんのお尻が顔に近づいてくるゲーム)。ボタンを押すのが早すぎて。

本田 あれが令和スタイルです! クロちゃんとは普通の知り合いでいいかな(笑)。

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AUTHOR

犬飼 華


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