FOLLOW US

UPDATE|2022/05/19

雪平莉左、1stにして“何もかも最大限”の写真集を語る「表紙の薔薇ブラもアドリブから生まれた」

雪平莉左 撮影/松山勇樹



──雪平さんが考えて「これは会心だ!」と思ったショットはどれですか?

雪平 3つあるんですけど、まずは私がリクエストしたサテン生地のエプロンのカットと、下乳が出た黒の服のカット。エプロンの衣装はよくグラビアで見かけますが、大人っぽい仕上がりのものってあまりなくて。なので、可愛らしさとセクシーさが両立するようにテカテカした生地のエプロンを用意していただきました。下乳が出た衣装はグラビアでは割と定番なのですが、私は未経験だったので、改めて定番に挑戦してみたくて。下乳のところではポニーテールにもしたので普段の私ぽくない雰囲気が出て、定番なのにいつもと違う私という、写真集の中でも良いスパイスになったショットになったんじゃないかな?って思いますね。

──確かに。雪平さんに求められているものって“綺麗なお姉さん”だと思いますが、ここでのカットは遊園地がロケということもあって、可愛さが前面に出ていますよね。

雪平 そして一番のお気に入りは屋久島でのカットです。クリスタル岬という断崖絶壁みたいな観光名所があるんですけど、車が1台通れるか通れないかぐらいの狭い道を通らないといけなくて。さらにその先も道なき道が続いていて、それを歩いてやっとたどり着いた場所なんです。しかも着いたら着いたで足場も非常に悪くて、岩とか尖った石ばかりで、寝そべると本当に痛かった(苦笑)。まるで平面に見えるようなショットが続きますが、実は斜面だったりするのでポージングを維持するのがとにかく大変だったんです。ただ、背景と相まって壮大な作品になったし、水着自体もインパクトのある形で、大自然にも負けない感じになりました。

──確かに1枚のショットの強さがすごくて、ページをめくるたびに「強烈だ!」となりますよ。

雪平 その強烈さを最大限に見せたかったので、当初はもう一回り小さいサイズの予定だったのですが、写真集のサイズを一番大きいものにしてもらったんです。正直ポスターサイズでもいいぐらいだなと思っています(笑)。

──ただ、1stでこれだけのものを作ってしまうと、この次の作品のハードルが上がりますね。

雪平 いやあ……まず次があると嬉しいですが、確かに「次はどうしようかな」って迷っちゃいますね(笑)。それぐらい、この先の私の未来を押し広げてくれる1冊になったと思います。本当隅から隅までこだわりぬいたので、ぜひ1ページずつ楽しんでいただけたら嬉しいですね。

>>後編はこちら

(取材・文/田口俊輔)

▽雪平莉左(ゆきひら・りさ)
1994年 6月 17日生まれ、愛知県出身。
2020年8月の東京カレンダー「東京プールラバー2020」掲載をきっかけに、グラビアやバラエティなどで活躍。“バスる美女”や“グラビア界の新星”との呼び声も高い。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira
CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/松山勇樹


RECOMMENDED おすすめの記事