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UPDATE|2022/05/18

「なりたい自分になるために」AKB48新センター本田仁美が韓国で学んだこと

AKB48 本田仁美 撮影/武田敏将



それでも自信をなくすことがある。そんな日は、家を出る前に行うルーティーンがある。

本田「今日は忙しいな、大変なスケジュールだなという日は鏡に向かって、『大丈夫。かわいい』とつぶやいて、家を出るんです。最近だと、おととい言いました(笑)。みんなにやってほしいな。言霊ってあると思うから」

自信を手にして帰国した本田。前作『根も葉もRumor』では、2回目の選抜にして、センターの横で踊った。今作『元カレです』でセンターに立ったが、不安が消えることはない。

本田「これから歌番組に出たりすると、いろいろな意見を耳にすると思います。どんな声であっても、自分やAKB48に興味を持ってくれているんだと、前向きにとらえるようにしていきたいです」

活動を始めて約8年。ようやく掴んだセンターの座に、気持ちも引き締まる。

本田「先月、初めてファンの方の前で新曲を披露しました。すると、ファンの方は私のことをじーっと見ているような気がしました。歌番組で披露した時は、カメラが私の方を向いていることが多くて。センターは気が抜けない場所だと改めて感じました」

それもこれもセンターにならないと味わえない気分だ。選ばれし者の恍惚と不安を抱きながら、今日もレッスンに汗を流す。合言葉は「練習は嘘をつかない」だ。

【あわせて読む】活動15周年・柏木由紀が語る“今”のAKB48「みんなの目的地が見つかった、次は個人の力を見せる番かな」
AUTHOR

犬飼 華


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