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UPDATE|2022/05/18

「なりたい自分になるために」AKB48新センター本田仁美が韓国で学んだこと

AKB48 本田仁美 撮影/武田敏将



韓国で過ごした2年半は、本田の意識を根本から変えた。振り付けを徹底的に揃えるまでレッスンは終わらない。それに加えて、食生活もトレーニングも日本とはまるで違った。

本田「日本では実家暮らしだったので、すべて親任せでした。韓国では団体生活だったから、自分のことは自分でやらないといけません。そこで自覚を持たなくちゃいけないんだと心を入れ替えました。韓国語も話せなかったけど、話せないと生きていけません。必死に覚えようとしました。人って、やらなくちゃいけない場所に行くと成長するんですね」

現在は中国語も勉強中だという本田。語学の習得のみならず、努力を怠ることを知らない。腹筋100回は当たり前にこなす。ヨーグルトやゆで卵を積極的に摂取するなど、食事にも厳しい。

本田「食べることが好きなので、しっかり食べて、運動をすることにしています。ジムではスクワットを重点的にやっています。腹筋は1日に5回ずつ回数を増やしながらやっていたけど、今はお休み中です。でも、体幹を鍛えると、踊っていて力がついたなって自分でもよく分かりますね。明らかに違います。練習は嘘をつきませんから」

もちろんダンスの練習も欠かさない。

本田「“本田警察”と呼ばれているからには、自分がちゃんと踊れていないといけません。レッスン場ではダンス、家では表情の練習をしています。みんなの前で鏡を見ながら表情を動かしているのは恥ずかしいから(笑)。それに、今はレッスン場ではマスクをしないといけませんし」

なりたい自分に近づくと、自分のことが好きになっていった。

本田「食事もトレーニングも、自分を好きになるための努力とも言えますよね。日本を離れるまでの私は、自分のことを好きと言える自信がありませんでした。でも、韓国に行き、自分を好きになろうという意識に変わっていきました」

AUTHOR

犬飼 華


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