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UPDATE|2022/05/11

“バイトAKB同期”スターダム上谷沙弥がHKT48松岡はなのステージに感涙「もうエモすぎて」

スターダム上谷沙弥、HKT48松岡はな



「もう、ずっと涙目でした。アンコールのラストが『大声ダイヤモンド』だったじゃないですか? あの曲もバイトAKBとしての劇場公演で歌ったんですよ! もうエモすぎて、エモすぎて……こんな偶然、ありますか?」

公演が終わると上谷は興奮気味にそう語った。

めぐり合わせとは不思議なものである。2月に新潟でタイトルマッチをやったときも「かつてNGT48のオーディションに落選した会場でリベンジ!」と話題になったが、会場を抑えた人も、タイトルマッチを組んだ人も、そんな過去は知らなかった。合格した人たちは写真入りで報じられたから、まだ記録が残っているが、落選した人のことは当然のことながらニュースにはならない。本人がSNSで発信しなかったら、誰も気がつかないまま当日を迎えていたことになる。今回も同様でまったくの偶然だった。上谷沙弥はヒキが強いのかもしれない。

「とにかくはなちゃんのセンターオーラがすごかった! あのころ、私が立ちたいと思っていた場所にはなちゃんが立っていて、私の夢を叶えてくれている……そう考えたら、泣けますよね。今日は劇場公演でのはなちゃんを見ることができて、本当によかった!」

松岡がはじめてHKT48のセンターに大抜擢されたときには悔しくてTVの歌番組を見ることができなかった、という上谷だが今回「私の夢を叶えてくれている」と言えたのは、自身もチャンピオンとして、マットのセンターを張っているからだろう。立場というものは、本当に人を大きく変えてくれるようだ。

松岡はなにタイトルマッチを見てもらう、という大きな夢は今回、叶わなかったが、結果として劇場公演を訪問し、松岡はなのステージを見る、という形になってよかったのだと思う。この日、上谷が抱いた感情はこれから先、絶対に活きてくるはずだし、プロレスラーとして活動し続けていれば、また試合を見てもらえる機会はきっとやってくる。7年越しの同期の物語は、さらなる高みに向かって、これからも続いていく――。

【あわせて読む】元バイトAKB同期・HKT48松岡はな✕スターダム上谷沙弥選手が奇跡の再会「プロレスって痛くないの?」
AUTHOR

小島 和宏


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