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UPDATE|2022/05/11

スターダム上谷沙弥が“バイトAKB同期”のHKT48松岡はなと再会「チャンピオンになれました!」

スターダム上谷沙弥、HKT48松岡はな



翌6日には松岡はなが所属するHKT48のチームTIIが5年半ぶりとなる新公演の初日を迎えることが決まっていて、さらに7日には熊本城ホールでのコンサートもある。それらの準備を考えたら、その前日にプロレスを生観戦というのはさすがに難しい。ならば、と上谷がとった行動は「HKT48劇場に行って、はなちゃんにチャンピオンになった報告がしたい」だった。

ただ、これもしっかりと防衛に成功しなければ丸腰で会いに行くことになってしまう。しかも5・5福岡でのチャレンジャーは実力者の舞華。いや、それだけではない。舞華は地元・福岡県出身。つまり、これは凱旋興行にあたるわけで上谷にとっては超アウェーな状況。この試合はメインイベントに組まれたのだが、セミファイナルでは福岡出身の葉月&コグマがタッグ王座を奪還し、会場は「舞華もこの流れに乗ってチャンピオンに!」というムードに包まれていた。増幅するアウェー感の中、上谷はリングへと向かった。

福岡国際センターでの試合はスターダムにとって初開催。もっといえば、日本の女子プロレスの歴史でこの会場で女子プロレスの試合がおこなわれるのはこの日が初! そんな記念すべき大会で大トリを務めるだけで栄誉なことだが、上谷は大激戦を必殺のフェニックススプラッシュで制し、白いベルトを守り抜いた。

翌日、上谷の姿はHKT48劇場にあった。

公演前に数分間だけ松岡と面会する時間をもらえたので、チャンピオンベルトを持参してやってきたのだ。

昨年、久々の再会をしたときには、今にも泣き出しそうな表情でその瞬間を待っていたが、今回はもう自然と笑顔がこぼれてくる。これがチャンピオンの余裕、なのか? だが、意外な展開に上谷の感情がいきなり爆発する。

なんとバイトAKB時代にマネージャーを務めていた人物が、現在、HKT48劇場のスタッフとして働いていることが発覚。完全に不意打ちでの7年ぶりの再会に「えーっ! そんなことってありますか!!」と上谷は大興奮! 完全に「あのころ」の気持ちに戻ったことが、この日、彼女の気持ちをさらにかき乱すこととなる。

AUTHOR

小島 和宏


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