3月22日(火)、赤坂BLITZにてアキシブprojectの4thワンマンLIVE「Change The World -未来を夢見る僕たちは-」が開催された。
昨年1月にはTSUTAYA O-WEST、そして5月には新宿BLAZEでワンマンライブを開催し、着実にステップアップを果たしてきた彼女たち。しかし赤坂BLITZは大物アーティストもライブを行なう人気のハコで、さすがのアキシブも集客に不安を感じていたはずだ。
それがふたを開けてみれば、平日開催にも関わらず前売りチケットはソールドアウト。会場は後方までファンで埋め尽くされ、その光景にはメンバーも思わず「そこまでお客さんが入るとは思っていなかった」と感激の声を漏らしたほどだった。
序盤からエンジン全開のパフォーマンスを見せた。
中盤では、これまで封印していた楽曲の『EVERYDAY!!』がついに復活。曲名を告げた時のファンの歓声に、いかにこの曲が大事なものかが表われていた。
さらに、リーダーの宮谷優恵がアキシブprojectに加入するきっかけともなった「アジア歌姫オーディション」の課題曲『Dear Best Friend』を初披露。感極まったのか、冒頭からソロで歌うはずの宮谷が1フレーズをまるごとスルーしてしまい、他のメンバーが思わず顔を見合わせるというハプニングも。
だが宮谷はリーダーらしい決断で曲を止め、「音響さん、照明さん、ごめんなさい! もう一回やらせてください」と見事にリカバー。その姿からは、どんな状況にも臨機応変に対応できる成長ぶりが感じられた。
リーダーの宮谷優恵(先頭)をはじめ各メンバーが成長した姿を見せつけた。
そして今回のライブでは、恒例のサプライズ発表も用意されていた。1つ目は、4月から6月までの毎月第2水曜日に、渋谷マウントレーニアホールで定期公演を開催するというもの。着席型のホールでどんなライブを展開できるのか、今後の試練となりそうだ。
そして2つ目は4月からの「全国5都市LIVEハウスツアー」だ。3rdワンマンを開催した新宿BLAZEを皮切りに、横浜、大阪、名古屋、福岡と周り、ラストは東京に戻ってのTSUTAYA O-EAST。今回の赤坂BLITZに匹敵するサイズの会場で締めくくるという野心的なツアーに、ファンからは期待の声援が巻き起こる。
しかしサプライズはこれだけでは終わらない。8月22日に5thワンマンライブを開催することが発表。場所は何と、2000人超のキャパを誇るZepp Tokyoだ。平日とは言え夏休み時期のZepp Tokyoを押さえること自体が困難なはずで、運営側の並々ならぬ決意が感じられた。これにはメンバーたちも思わず号泣。喜びと不安が混じった表情を見せる。
ここでリーダーの宮谷は「私たちには2年後、3年後の目標、そして大きな夢がある」と語り、そのために越えていかなければいけないこととして、Zepp Tokyoでのワンマンに懸ける決意を表明。会場からは大きな歓声が巻き起こっていた。
満場のファンと共に記念写真。「みんな来てくれるよね?」というメンバーからお願いされたら、Zepp Tokyoに参戦しないわけにはいかないだろう。
歓喜の発表とともに幕を閉じた4thワンマンライブ。しかし、2年以上もの時間を共有してきたメンバーが卒業し、気持ちには大きな変化が生まれたはずだ。さらにわずか5カ月後に迫ったZepp Tokyoという大きなステージへの挑戦。この状況を彼女たちはどう乗り越えていくのか。そんな試練を乗り越えた先にこそ、未来のアキシブprojectが待っていることは間違いない。
(写真提供:曽我美芽:TOKYO IDOL NET)
【ツアースケジュール】4/29 東京:新宿BLAZE
5/8 横浜:F.A.D YOKOHAMA
5/14 大阪:ESAKA MUSE
5/15 名古屋:大須M.I.D
5/29 福岡:福岡INSA
6/15 ツアーファイナル/東京:TSUTAYA O-EAST
【5thワンマンライブ】8/22(月)Zepp Tokyo ※詳細は後日発表
■アキシブproject オフィシャルTwitterhttps://twitter.com/akishibuproject■アキシブproject 公式LINE BLOGhttp://lineblog.me/akishibuproject/