FOLLOW US

UPDATE|2022/04/21

日中ハーフのコスプレイヤー・花宮いのり「総合病院で医療事務をしながら土日にイベント通い」

花宮いのり 撮影/coto



──とはいえ最近の活動を見させていただくと、あまりアニメキャラクターのコスプレはしていないですよね。

花宮 コスプレ活動を初めて3〜4ヶ月ほど経ったとき、撮影会を運営している人から「出てみませんか?」と、たまたま声をかけていただいたんです。そこで、アニメキャラクターのコスプレをしつつ、半々くらいでバニーガールなどのコスチューム系の衣装も着るようになって。「こんな世界もあるんだなぁ」と、コスプレとは違った楽しさに気づかされたんですよね。ありがたいことに、キャラコスをしていない私を撮りに来てくださるお客さんもたくさんいらっしゃいましたし、気付いたら今みたいな同人グラビア活動がメインになっていました。現実問題、キャラコスはお金がかかるだけでなく準備も大変です(笑)。今の方が自分には合っている気がしますね。

──キャラコスじゃない分、逆にオリジナルで世界観を演出する難しさもありそうですが。

花宮 どうなんですかね? 正直、あまり深く考えていなくて……。

──あれっ、そうなんですか?

花宮 はい。活動を続けるなかで仲良くなったカメラマンさんにいろいろ教わりながら、何とか世界観を作り込んでいるだけというか。以前、初めてKindleでデジタル写真集(『INORI 花宮いのり 1st e-book』)を出させてもらったのも、カメラマンのやすいきしょうさんに誘われるがままでしたしね。

──見させていただいて、ストーリー性のある見応え抜群の写真集だと感じましたけど。

花宮 全部やすいさんのおかげです。事前に作ってくださっていた企画書をもとに「こういうシチュエーションで撮りたいから、こんな感じの衣装を持ってきてくれない?」と言われて、私はただ衣装を持っていって、撮ってもらっただけなんです。と言いつつ私は、衣装を考えるのが何より苦手なんですけどね(笑)。

──意外です。毎回こだわりの衣装で撮影に臨まれていると思っていたので。

花宮 実は、服を買うとか、部屋のインテリアを考えるのも苦手です。新しいご飯屋さんに行くのもためらっちゃうので、お昼ご飯は毎食、いま勤めている会社の近くにある定食屋さんに行って、同じメニューを注文しているくらいです。

AUTHOR

とり


RECOMMENDED おすすめの記事