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UPDATE|2022/04/22

日本一のグラビアインスタグラマー・森咲智美「壁に突き当たった」苦労のデビュー当時秘話

森咲智美 撮影/田中健児



──具体的にはどのように頑張ったんですか?

森咲 とにかくずっと家にいるような状態だったから、その時間を利用して自分からInstagramで発信するようにしたんです。インスタはアイドル時代からやってはいたものの、本格的に取り組んだのはそこからですね。当時はTwitterがバズるようなことも全くなく、「ただやっているだけ」みたいな状況だったから、イチからSNSを見直すことにしたんですよ。

──見直すというのは?

森咲 どうしたらInstagramのフォロワーの数が増えるのかを分析するんです。投稿する時間とか写真内容を吟味しながら。それでトライ&エラーを繰り返しながら1年で100万くらい増えて、そこからはわりと右肩上がりで伸びていったんですけど。投稿はなるべく通勤時間帯にするようにして、内容も当時にしては露出度がかなり高いほうだったと思うんです。今は若い子たちもバンバン躊躇なく露出していていますけど、その当時はグラビアだと三角水着とかが王道だったので。そのへんは私がグラビアの常識を変えてしまったのかも……。ちょっと心苦しいですね(苦笑)。

──単純に露出度が高い方がフォロワー数は増えるんですか?

森咲 必ずしもそういう話ではないんです。そのへんはタレントさんによって求めれるものも違うので。SNSの中でも、たとえばインスタでは映えるようなカッコいい写真のニーズが高いんですね。ただのグラビアでは数字が伸びない。「芸術っぽい」とまではいかなくても、「綺麗だな」「素敵だな」と感じていただけるようには心掛けていますね。たとえばグラビア撮影のオフショットを上げようと思ったら、マネージャーさんに800枚くらい撮ってもらって、そこから「奇跡の1枚」を探し出すんですよ。選ぶだけでも、めっちゃ時間がかかるのですが(笑)。でも1日1投稿は絶対にしようと自分の中で決めていたから、そこだけは手を抜かないようにしていました。

【中編はこちら】フォロワー驚異の494万、グラドル・森咲智美が語る「SNSからブレイクするということ」

▽森咲智美
脱衣グラビア「#これがこう」の生みの親であり、Instagramのフォロワー数が494万人を超える。今年、3月には銀座にてメンズ美容エステサロン『CLASS GINZA』をオープンするなど、さらなる活躍が期待されている。
Instagram:morisakitomomi
Twitter:@p_tomo0812
AUTHOR

小野田 衛


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