FOLLOW US

UPDATE|2022/04/22

日本一のグラビアインスタグラマー・森咲智美「壁に突き当たった」苦労のデビュー当時秘話

森咲智美 撮影/田中健児



──何に驚いたんですか?

森咲 それまではグラビアって普通と違う目線で見られるものだと思っていたんですよ。だけど実際は、自分の身体ひとつで表現する表現がすごく綺麗だなと感動しちゃいまして。本当にそこからはのめり込むようにしてグラビアの魅力にハマっていきました。それが21歳くらいの話かな。でもそこからすぐグラビアを始めたわけではなくて、アイドルをさらに3年くらい続けたんですよ。6年くらいアイドルはやったんですけど、後半の3年はずっと「グラビアやりたい! やりたい!」って言い続けていましたから。それを聞きつけた今の事務所のスタッフさんが声をかけてくれて、今のグラビア活動に繋がっているんです。

──グラビアもアイドルと同様、ライバルたちが群雄割拠する中で飛び抜けた存在になるのは至難の業だと思います。

森咲 すごく壁に突き当たりましたね。グラビアを始めた24歳のときに上京し、同じ事務所で「日本一黒いグラドル」と呼ばれる橋本梨菜ちゃんと同居するようになったんですね。そのときは梨菜ちゃんがまさに売れ始めたタイミングで、雑誌にもバンバン出るし、地方にも行ったりして、めちゃくちゃ忙しそうにしていまして。一方、私は家でずっとグータラしているだけ(笑)。仕事も週一の撮影会くらいしかなかったんです。

──焦りもありましたか?

森咲 めちゃくちゃありました! 梨菜ちゃん、私より1つ年下なんですよ。一緒に住んでいる子が目の前でどんどん売れっ子になっていくから、ジェラシーというか、悔しさというか……。梨菜ちゃんとは今でもすごく仲がよくて、一緒にサウナも行くくらいなんですけど、そのときは「とりあえず梨菜ちゃんのフォロワー数に追いつけるように頑張ろう!」と決めました。

AUTHOR

小野田 衛


RECOMMENDED おすすめの記事