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UPDATE|2022/04/09

水崎綾女が語る10年ぶりの写真集「肌の質感やボディラインにこだわって作った」

水崎綾女 撮影/飯酒盃智明

映画『光』が第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、近年でもドラマ『最愛』、『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(ともにTBS)に出演する実力派女優・水崎綾女。そんな彼女が10年ぶりとなる写真集『Ayame』(光文社)をリリースした。今回、久々となる写真集撮影秘話とともに、過去と現在のグラビアに対する想いを聞いた。
(前後編の後編)

【写真】30代になっても魅力溢れる水崎綾女 撮り下ろしカット【6点】

──芸能界デビューした10代に比べて、30代になり変わったと思うことはありますか?

水崎 仕事に対してのスタンスはデビューのときから変わってないです。ただ、我武者羅だった10代の頃に比べると、30代になって肩の力が抜けました。例えば、10代の頃はグラビアの撮影で「恥ずかしい」と思っても、それを口に出すのはプロとしてはいけないと思っていて。今では「恥ずかしい」と気軽に言えるようになったし、周りのスタッフさんも「そんなこと言いつつちゃんと仕事してくれるでしょ」と、私のことを理解してくれているんです。そういうこともあって、いい意味で内面をさらけ出せるようになりました。

──この10年で水崎さんは女優としての活動が多くなりましたが、グラビアの魅せ方も変わりましたか?

水崎 だいぶ変わったと思います。女優業をやってきて、自分の魅力だけ伝えるのではなく、前に出過ぎないようにお芝居する力が身につきました。そのおかげか、昔に比べると「私を見て!」みたいな強い主張は消えて、ナチュラルに撮影に臨むことができるようになったと思います。逆にグラビアをやっていたおかげで、瞬発的なシーンでも自分を魅力的に見せれるようにもなりました。

AUTHOR

森川 まゆ


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