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UPDATE|2022/04/08

女優・杉本有美、結婚を経て変化した価値観「“自分で稼いでいこう”と思いました」

杉本有美 撮影/山田健史

芸能活動20周年を迎えた杉本有美が、写真集『蝶光』(ワニブックス)を発売した。前回の写真集『it’s me』でグラビアを卒業して以来、彼女にとって5年ぶりの写真集。同書にかける思いや、グラビア卒業後の5年間について尋ねたほか、20年にも及ぶ芸能生活のターニングポイントも語ってもらった。(前後編の後編)

>>前編はこちら

【写真】杉本有美の春感じる爽やか撮りおろしショット【15点】

──写真集の反響はいかがでしょうか。

杉本 友達や仕事関係の人は「もっと定期的に出してよ」と言ってくださいました(笑)。でも私としても20代と30代で体型がだいぶ変わったなと思うんですよね。悪い言い方をすれば“老い”なんですが、それをプラスに変えていきたい。若い子たちにはない人生経験だったり、30代だからこそできるものを写真で表現できたらなと思っています。

──改めて、撮影はいかがでしたか。

杉本 やっぱり、5年ぶりに人前で肌を見せるので、露出が多かったこともあって最初はすごく緊張しました。でも撮影していくうちに、割りとすぐに感覚が戻ってきました。

──体作りでは、どういう点を意識したのですか。

杉本 写真集の撮影の前に舞台をやっていたんですが、お腹に子どもがいる役だったので気にせず食べてしまっていたんですよ。そこから1カ月くらい時間をいただいたので、炭水化物を摂らないように気をつけました。でも特に体をバキバキにしたいとかではなかったので、筋トレは家でできる範囲でやっていましたね。痩せすぎないようにしました。

──特に注目してほしいシーンはどこでしょうか。

杉本 温泉のシーンですかね。他にも、お尻が透けているようなカットもあって、今までの私ではたぶんなかったんじゃないかなと思います。体のライン全体を使って、セクシーさを表現するように意識しました。

──今作は芸能活動20周年の記念ということですが、改めてどんな20年でしたか。

杉本 まず、10年はあっという間に過ぎました。高校卒業後の18歳のときに「これを仕事にして今後生きていく」と決めて上京したので、12歳から22歳までに生活環境は大きく変わりましたね。20代から30代もあっという間でしたが、やっぱりここ5年くらいが一番変わったのかなと思います。一度、結婚も経験しましたし。結婚が全てではないですが、やっぱり憧れはあったし、結婚か仕事のどっちかしか選べないような感覚だったんですが、今後は“自分の幸せ”も“仕事”も新しいステージに行けるように、今は舞台で頑張る時期なのかなと思っています。

CREDIT

取材・文・撮影/山田健史


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