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UPDATE|2022/03/26

東雲うみ、過去最大露出の1st写真集にかけた情熱「理想のボディのためにあえて増量も」

東雲うみ 撮影/松山勇樹



──筋肉と脂肪のバランスを計算して増量されたなんて……! スゴいこだわりようですね。1st写真集にかける思いの強さが改めて伝わってきましたよ。

東雲 こだわらないと気が済まない性格なんです。打ち合わせから写真のセレクトまで、ほぼ全部の打ち合わせに出席させてもらいましたから。とはいえ、絶対に納得のいく作品にしたい思いで、うるさく言いすぎちゃった部分はあるかもしれない……。ウザがられていなかったか心配ですけど(笑)、自信を持ってお届けできる内容になっているので、私は大満足です!

──セレクトにも参加されたんですね。

東雲 何千枚もあるデータをプリントアウトして、スーツケースに入れて、打ち合わせに持って行きました。重たかったなぁ(笑)。

──セレクト用に1000枚も出力したんですか!?

東雲 はい。デジタル写真集ならまだしも、紙の写真集にしていただくんですから。セレクトをするにしても、紙の状態で見ないと分からないかなと思ったんです。実際に、プリントした紙をバーっと並べてみると、表情や寄り引きのバランスが掴みやすかったので、セレクトもしやすかったですよ。

──サラッと言っていますけど、なかなかそこまでやる方はいないですよ。ちなみに、出力は何処でしたんですか?

東雲 さすがに自宅ではできなかったので、プリントサービスのあるお店に持って行きました。店員さんに見られたかもしれないと思うと、ちょっと恥ずかしいですけど、後悔したくなかったし、そんなこと言っている場合じゃないなって。お金もめっちゃかかりました(笑)。

──そりゃそうですよね……。最終的に、それらの膨大なプリントアウトから、どうセレクトされたんですか?

東雲 コンセプトを決めるときと同様に、みなさんの意見を取り入れながらセレクトしていきました。ですから、私だったら絶対に選ばない表情のカットも、みなさんが背中を押してくれたものに関しては、あえて選んでみたんですよね。例えば、無邪気に笑っている表情とか、みなさんと喋っている最中の表情とか。いつ撮られたか記憶にないような不意の表情をたくさん収録しているんですよ。私だけでセレクトをしたら、もっと作り込んだ表情ばかりになっていたはず。何でもない表情を載せるのは勇気が入りましたけど、自然体の表情で構成する良さみたいなものは、改めて実感できた気がしますね。

──自然体というと、本作には、メイキング映像を収録したDVDもついていますよね。

東雲 DVDをつけるのは、ワニブックスさんからの提案でした。こちらも大ボリュームな内容となっているので、私が撮影中に感じた現場の空気を、みなさんにも一緒に体感してもらえたらと思っています。個人的には、写真集本体とは別で作っていただいたDVDのパッケージも、おしゃれで気に入っています。付録というよりは、もうひとつ作品が付いてくるような特別感がありません? 写真集のタイトル通り、海のなかにいる写真が使われているところも好きなんです。

──粋なパッケージですよね。タイトル「うみのなか」も、東雲さんのご意見で?

東雲 そうですね。みなさんと相談しつつ、最終的に私が決めました。普段の雑誌の撮影では、自分ではない誰かを演じるつもりで写ることが多いんですけど、今回は私(うみの)自身(なか)を見てもらいたくて。そんな想いを込めたタイトルの通り、“ありのままの東雲うみ”に出会える写真集になったんじゃないかと思います。精一杯こだわり抜いて、いい1st写真集を作ることができて、本当に良かった!

>>後編はこちら

(取材・文/とり)

▽東雲うみ(しののめ・うみ)
1996年9月26日生まれ、埼玉県出身。162センチ/B90・W59・H100。グラビアアイドル。
Twitter:@sinonome_umi
Instagram:umi_portrait
CREDIT

取材・文/とり 撮影/松山勇樹


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