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UPDATE|2022/03/11

生田絵梨花が「こんなに笑うことになるとは思わなかった」と語る『松尾スズキと30分の女優2』

生田絵梨花(C)ヘアメイク:paku☆chan(Three PEACE) スタイリング:有本祐輔(7回の裏) カメラマン:山本れお

大人計画主宰、シアターコクーンの芸術監督、コントの名手 松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のWOWOWオリジナルコントドラマ「松尾スズキと30分の女優2」が3月13日(日)午後11:00にWOWOWでスタートする。今回、第1話「生田絵梨花の乱」に出演した生田絵梨花にてれびのスキマがインタビュー。生田が「私も自分の作品を見てこんなに笑うことになるとは思わなかったです」と語る番組の魅力とは?

【写真】インタビューを受ける生田絵梨花【5点】

台本を読んだ時は「最初は本当によくわからなくて」と語る生田が、松尾スズキの奇想天外な世界観とどのように向き合ったのか。「真面目に準備しました」という番組への心構えや、松尾スズキのことを「凄かった」と語る収録時のエピソードなどを交えながら、番組の魅力に迫った。

本作品は、松尾スズキが毎回ひとりの女優と組んで繰り広げられる各話30分のオムニバスコントドラマ。コントの名手として数々の作品を手掛けてきた松尾が描く“松尾ワールド”に今回いざなわれる女優は生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希(放送順)の4人。さらに、オクイシュージ、伊勢志摩、近藤公園、皆川猿時、村杉蝉之介、町田水城ら個性豊かな面々もゲストとして出演する。

また、脚本家としては、松尾スズキのほかに、「バカドリル」の著者としてカルトな人気を誇り、小説家、劇作家、アニメーターなどとして多方面で活躍する天久聖一と、演劇ファン注目の劇団「地蔵中毒」を主宰する大谷皿屋敷の2人が第1弾に続いて参加している。

今回生田絵梨花にインタビューを実施したのは、テレビに関する著書やコラムを多数執筆し、テレビの鑑賞記録を毎日のように上げ続けるてれびのスキマ。生粋のテレビ好きの視点から、番組の魅力に迫った。なお、「生田絵梨花の乱」は3月13日(日)午後11:00に放送・配信開始。放送終了後には、全4話がWOWOWオンデマンドで一挙配信される。

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――今回、番組への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

生田 以前出演した松尾さんの演出の『キレイ―神様と待ち合わせした女―』は、自分の中で一生の思い出に残るぐらい大切で楽しかった作品なので、また松尾さんとご一緒できたらいいなってずっと思っていたんです。それが早い段階で叶ったのでとても嬉しかったです。それにこれまで、演出家の松尾さんとしての関わりだったので、今回は役者の松尾さんと一緒にお芝居させていただけるのが、とても楽しみでした。

――『キレイ』での松尾さんの演出はどのような印象がありますか?

生田 稽古場でムチャブリされた記憶があります(笑)。とあるシーンを急に「落語調にやってみてください」って言われて。その時に松尾さんが落語家の役を演じてらっしゃって(笑)。結局本番ではやらなかったんですけど。そういう風に稽古場で色々試しながらやってみるというのが結構多かったですね。

――この頃、記憶に残っている松尾さんの言葉はありますか?

生田 通し稽古が終わった時に「これは演劇ファンも驚いてくれるんじゃないか」っておっしゃっていただいて。私はそれまでミュージカルが多かったので、松尾さんからそう言っていただけたのはとても嬉しかったですね。

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