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UPDATE|2022/03/13

「アイドル人生はマラソン」頂点もどん底も経験したHKT48 田島芽瑠が笑顔で切るゴールテープ

HKT48 田島芽瑠



昨年6月の宮脇咲良卒業コンサートで「HKT48の第一章が終わった」と感じた方は多い。僕もそのひとりだったが、その余韻は11月の10周年記念公演までずっと続いていて、おそらく3月から4月にかけての卒業ラッシュで、本当の意味で第一章の幕が降り、今年4月8日に開幕する『HKT48 LIVE TOUR2022 〜Under the Spotlight~』から本格的に新章がスタートするのだ、と思う。田島芽瑠が懸命に伝えようとしている意志は、後輩たちに受け継がれ、これから入ってくる6期生にもしっかりと伝承されていくはずだ。

4月から田島芽瑠は『Mama&Son』に所属事務所を移し、本格的に女優としての道を歩みはじめる。すでに発表されている仕事もあるように、アイドルから空白期間をおいて女優として活動するのではなく、卒業からスムーズに移行していくことになる。たしかに将来の夢に向かって卒業します、という形ではなく、この事務所に移籍します、と明確に発表した上で卒業公演を迎えるのは、ファンにとってもありがたいことだと思う。

「そこは私もこだわりました。フワフワした発表の仕方ではファンのみなさんもモヤモヤしてしまうと思うので、事前に今後の進路も発表したい、と」

それができたのは前述したように田島芽瑠が「卒業に向けての筋道」をしっかりと作ってきたから。早い段階から女優への道を志してはきたが、コロナ禍で舞台へのチャレンジすらままならぬ中、彼女は積極的に動き、まだ誰も経験していない『リモート演劇』という新ジャンルで広く注目されるようになった。まさにこのステージにおける先駆者であり、3月にも主演公演を終えたばかりだ。

またレポーターを務めていたKBC九州朝日放送の『アサデス。』では、リポーターや祝日版のメインMCに大抜擢され、朝の情報番組を2時間、任されるようになった。コロナ禍でアイドルグループが思うように動けない中、田島芽瑠はしっかりと外仕事で自身のポジションを固め、得難い経験を積んできた。エンタメ業界だけでなく、世界中が停滞を余儀なくされたこの2年間で、ここまで着実に前進してきたことは特筆すべきこと。すでにひとりでの仕事をこれだけ続けてきたからこそ、アイドルから女優へ自然とスイッチできるのだ。

AUTHOR

小島 和宏


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