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UPDATE|2015/11/06

こぶしファクトリー田口夏実VS小川麗奈、ドスコイ!ケンカ対談

9月2日にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『ドスコイ!ケンキョにダイタン/ラーメン大好き小泉さんの唄/念には念(念入り ver.)』がオリコン週間ランキング3位を獲得、ハロー!プロジェクト期待の新星としてキッチリと結果を残したこぶしファクトリー。

  発売中の『OVERTURE No.004』では6ページに渡ってこぶしファクトリーの特集を組んでいるが、その中でも日常的にケンカが絶えない小川麗奈と田口夏実の「ドスコイ! ケンカ対談」は、余りにもヒートアップし過ぎて大半が誌面に掲載することができなかった。そこで、ここに白熱のアウトテイクをお届けする! ケンカをするのは仲良しの証!?

小川麗奈(左)/2000年3月27日生まれ、栃木県出身。A型。ニックネームは「れなこ」。田口夏実(右)/2000年7月21日生まれ、埼玉県出身。A型。ニックネームは「たぐっち」。

――では本題に戻って、二人のケンカについてですが。

田口 いっぱいあり過ぎて困るぐらいなんですけど、例えば……。

――小川さんの目付きが怖いんですけど(笑)。

小川  何を話す気!?

田口 例えば麗奈って、すぐに叩いてくるんですよ。癖だからけっして悪気で叩いてくる訳じゃないんですけど、会話の延長線上で「もう~」みたいな。私の場合は体に触れる程度なんですけど、麗奈の場合はバシン! って感じなんですよ。痛いから叩き返すと、そういうところからケンカになっていくんです。

小川  たぐっちだって意地悪なんですよ。仕事の移動中、車に帽子を忘れたことがあって。それに私が気付かなかったら、たぐっちが「忘れ物してない?」って訊いてくるんですよ。そこで帽子がないことに気付いたんですけど、たぐっちが返してくれなくて。

――それは小川さんに対する嫌がらせですか?

田口 嫌がらせじゃなくて(笑)。ちょっと話が変わっちゃっているので、本当のことを言わせてください。こぶしファクトリーには車の中に忘れ物をしちゃいけないってルールがあるんですけど、それをまんまと麗奈が破っていた帽子を忘れたんです。私は「麗奈め~」と思いながらも帽子を持って行ってあげたんですよ。それで「帽子忘れてない?」って感じで訊いたら、「忘れてないよ」って言うんですよ。ここにあるけどな~って思いながら、また同じように訊いたら「忘れてない!」って半ギレで。もう知らない。返してあげないと思いながら楽屋入りしたら、席が私の隣だったんです。

小川  と言うか、たぐっちは人と人の間に入りたがるんです。私も同じタイプなんですけど、端っこが嫌で、必ず誰かに挟まれたいんです。それで楽屋に入ると、自分たちで席を決めるんですけど……。

田口 いつも麗奈は真ん中を取るんですよ!

小川  その日も、私が人と人の間に入ろうとしたら、たぐっちも同じ席に座りたかったみたいで、私が「どいて!」って押したら、たぐっちが飛んでっちゃって椅子から転倒したんですよ。

田口 そうなんですよ! 最初は笑いながら「私がここに座りたい」って言い合ってただけなのに、麗奈がバン! って強打してきたんです。

小川  そしたら、たぐっちが泣いちゃったんですよ。それでヤバイ!と思って。

田口 メンバー全員が見ているじゃないですか。それで痛さと恥ずかしさと怒りがバーッと湧き上がって、さっきの帽子を麗奈に投げつけて、反撃して叩いたんです。

小川  私は平気な顔をしていたんですけど、実はすごく痛くて。本当は泣きそうなほど痛かったです。

田口 しかも私が転んだ時に「ごめんね。大丈夫?」って言ってくれたら「大丈夫だよ」で丸く収まったのに、「へへへ……大丈夫~?」って笑いながら言うんですよ。それはないだろ小川麗奈! と思って叩きました。でも席が隣なので、このままの雰囲気でいたら面倒くさいことになるなと思って、ご機嫌取りで「ごめんね」って謝ったら、「うん!」って感じで、あっさり仲直りしました。

小川  私も悪いなと思ったので、たぐっちを許しましたけどね。

――客観的に見ると、小川さんが一方的に悪いですけどね(笑)。その時、他のメンバーはどういう反応だったんですか。

田口 「またやってるよ」って感じで見捨てられていました(笑)。

――ハロプロ研修生の頃から二人の関係性は変わらないんですか。

田口 そうですね。でも会ったばかりの頃は、麗奈っておしとやかな女の子で、ふにゃふにゃして守ってあげたくなるような雰囲気だったんです。どうやら猫を被っていたみたいで、気付いたら人の飲み物を勝手に飲むようになりましたけどね(笑)。


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こぶしファクトリー、メジャーデビューシングル『ドスコイ!ケンキョにダイタン/ラーメン大好き小泉さんの唄/念には念(念入りVer.)』は絶賛発売中!

――仕事上でぶつかることは少ないんですか。

小川  そうですね。プライベートのほうが圧倒的に多いですね。

田口 あ! 思い出しました!! これはぜひ聞いて頂きたいです。ハロプロ研修生時代のエピソードなんですけど、その時は私と麗奈の仲も良くて……。

小川  今も仲良いじゃん!

田口 じゃあ、その時から仲が良かったんですけど(笑)。私、麗奈、みな美ちゃん、山岸理子ちゃん、かえでぃー(加賀楓)の5人で夢と魔法の国に行ったんですよ。朝から楽しみにしていたんですけど、何で5人なのかなって不安もあって。乗り物って二人で並ぶのが多いから、一人が余ってケンカにならないといいけどなって思っていたんです。しかも麗奈はジェットコースターが苦手なんですけど、一発目からジェットコースターに乗ることになって。さっそく待ち時間で、どういう席順にするかって話になったんです。もちろん麗奈は一人になりたくないし、私もどっちかと言うと一人は嫌だったんですね。そしたらかえでぃーが「一人でいいですよ」って言ってくれたので、これで丸く収まると思ったら、麗奈はかえでぃーと隣になりたかったらしくて。

――田口さんの隣は嫌だったんですか。

小川  いつもは仲良しで一緒にいたいんですけど、その時だけは隣に乗りたくなくて。

田口 たぶん、一人でいいですよって言ったかえでぃーが心強く見えたんでしょうね。それを素直に言えばいいじゃないですか。でも言えないから、ある提案を麗奈がしてきたんですよ。まず一つ目が「ハロプロ研修生に入った順に並ぼう」と。それで並ぶと、私と麗奈が隣なんですよ。そしたら「やっぱり背の順にしよう」って提案してきたんですけど、やっぱりかえでぃーとは隣にならなかったんですね。他にも「家の近い順にしよう」とかコロコロ変えるんですけど、なかなかかえでぃーの隣にはなれなくて。私が痺れを切らして「かえでぃーの隣になりたかったら言えばいいじゃん!」って言ったら、「そんなこと思ってないけど!」って言い返してきてケンカですよ。

――絵に描いたような女王様っぷりですね(笑)。よく他の3人は怒りませんでしたね。

田口 私と麗奈はほぼ同期なんですけど、他の3人は後輩だったんですよ。先輩だから敬語だし、何も言えず「分かりました」と言われるがままですよね。結局、そのジェットコースターは私の隣に乗ったんですけどね(笑)。それで無事に乗り終えて、私とかえでぃーは次のジェットコースターに乗ろうってことになって。さすがに、麗奈は乗らないだろうと思っていたら、「麗奈も行く!」って付いてきたんですよ。一方、理子ちゃんとみな美ちゃんはジェットコースターが苦手なので、別のアトラクションに行って、後で合流しようって話になったんです。麗奈に対しては「乗れるもんなら乗ってみろ」ぐらいの気持ちだったんですけど、案の定、直前になって他のお客さんの悲鳴を聞いて。「やっぱり怖い」って言い出すから、ほら来たぞと思って。「ここまで来たら乗るよね?」って訊いたら「嫌だ!」を連呼して、電話をしてみな美ちゃんのほうに行ったんです。ところが、私たちがジェットコースターに乗っている間に、麗奈は道に迷ったらしいんですよ。そして、みな美ちゃんを迎えに来させたらしいんです。

小川  そうだっけ? 覚えてないな~。

野村 (二人のやりとりを聞いて)麗奈から「場所が分からないから、ちょっと来てよ!」って電話があって(笑)。

田口 もう半ギレなんですよ。どこまで酷い奴だと思って(笑)。

――小川さん的に夢と魔法の国は楽しかったんですか。
小川  楽しかったから、また皆で行きたいなと思っているんですけどね。

田口 え~! また一緒に行ったらまた半ギレするでしょ(笑)。


 このケンカ対談の他にも、藤井梨央と広瀬彩海の「念には念の作戦会議」、浜浦彩乃と井上玲音の「ラーメン大好き対談」、野村みな美の「MINAMI’Sキッチン」、和田桜子の「出張版! 裏ウララの楽屋裏情報」など企画盛りだくさんのこぶしファクトリー企画が載った『OVERTURE』004号は全国の書店にて絶賛発売中です!

撮影/佐賀章広
 
猪口貴裕 実話誌から飲食系の業界誌まで節操なく執筆しているフリーライター。最初に好きになったアイドルは斉藤由貴、心の師と仰ぐアイドルはメロン記念日。

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