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UPDATE|2022/02/14

乃木坂46 星野みなみと向井葉月、推しからステージで向き合うようになった2人の関係性

乃木坂46 星野みなみ1st写真集『いたずら』(白夜書房)



卒業セレモニーのアンコールで、向井が「何年か前に『私が選抜に入るまで待っててください』って言ったら、みなみさんは『頑張ってね』とか『待ってるね』じゃなくて『え~、早くね』って言ってくれたんです。それが私の張っていた心を救ってくれました」とメッセージを送ると、星野は「ごめんね、待てなくて。みなみがもうちょっと待てたら良かったんだけど」「卒業しても仲良くしてね」と応えた。

向井が「はい。みなみちゃん」と返すと、星野は「やった! 『みなみちゃん』って呼んでくれた。卒業するときまでずっと呼んでくれないから」と喜んだ。

選抜未経験の向井にとって、もどかしい気持ちを抱えることは何度もあったが、そのたびに先輩たちの言葉に救われてきた。北野日奈子から「選抜を目指してもいいんだよ」と言われたときも安堵したという。

「諦めきれない自分を認めてあげることができたんです。『諦めきれないから必死になれるんでしょ』と自分に言い聞かせて、頑張ろうと思います」(『日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2022』)

だからこそ、向井は後輩に気を遣わせないように接している。佐藤璃果、柴田柚菜、矢久保美緒などの4期生に「『はづちゃん』と呼んでほしい」と声をかけているのも、その一環だろう。世代交代が進むグループの中で、「乃木坂を守る」と言ってはばからない向井の存在感はより増していくはずだ。

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