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UPDATE|2022/02/16

AKB48 加藤玲奈が卒業を語る「12年間で精神面が強くなれた、今はエゴサーチをしなくなった」

加藤玲奈 撮影・武田敏将

「これからはヘアメイクや美容の道に進みたい」と、2021年12月に、AKB48からの卒業を発表した加藤玲奈。2010年に、AKB48に10期生として加入し、グループを牽引してきた。卒業日は2022年2月20日。新たなる道へ一歩踏み出す決意をした彼女に、12年過ごしたAKB48がどんな存在だったか、今の気持ちを語ってもらった。

【写真】新たなる道へ進むAKB48の加藤玲奈

――卒業はいつから考えていましたか?

加藤 前々から薄々卒業のことは考えていましたが、真剣に考えるようになったのはこの2~3年です。20歳を過ぎて、自分がやりたいことを決めなきゃと思うようになって。それもあって、去年から美容の学校に通い始めました。

――興味があったんですか?

加藤 小さい頃から髪の毛をいじるのが好きで、妹の髪の毛を整えることもありました。自分が将来やりたいことを考えた時にヘアメイクの仕事がしたいと思ったので、美容師免許を取るために美容の学校に通い始めました。通信でも通えるので、AKB48のお仕事をしながら勉強できるんです。レポート中心ですが、実技もあります。

――メンバーは美容の学校に通っていることを知っていましたか?

加藤 そういう話の流れになれば、伝えていました。あんにん(入山杏奈)、(中西)智代梨、後輩だとくるるん(鈴木くるみ)には話していましたね。

――卒業発表は配信でしたね。

加藤 劇場公演が終わってすぐだったので、緊張する間もなく始まってしまいました。仲のいいメンバーやスタッフさんに見守ってもらって安心感がありました。ただ、卒業すると言う瞬間は、いろんな感情が込み上げてきて私ってこんなに泣くんだというくらい泣いてしまって…。自分にも「卒業します」なんてセリフを言う日が来るんだなとその時実感しました。

――卒業の決断をする時、ご自身の年齢はそのきっかけになりましたか?

加藤 年齢よりも年数のほうが大きかったです。AKB48に12年……人生の半分もいますから。24歳という年齢は、「まだまだ若いよね」と言ってもらえることが多いので、そこまで自分を追い込むことはなかったです。

AUTHOR

犬飼 華


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