20歳目前、2月18日に2nd写真集『青とハチミツ』を発売する吉田莉桜。2017年に開催された「高一ミスコン2017」でグランプリを受賞し“日本一かわいい女子高生”として注目を集め、今やグラビアシーンや女優として活躍をつづける彼女の、軌跡を辿った。(前後編の後編)
>>前編は
こちら【写真】お茶目な姿がキュート、吉田莉桜の撮りおろしカット──「高1ミスコン 2017-2018」でグランプリに輝き、約1年半に渡って『Popteen』の専属モデルを務めます。もともとモデルに憧れていたそうですが、実際に夢が叶っていかがでしたか?吉田 それが当時はめちゃめちゃ人見知りで、撮影でお会いするモデルさんと話せないどころか、目も合わせられないような状態で……。周りからしたら一匹狼みたいな感じで、「何だこの子は?」って印象だったと思います。いきなりポンと知らない世界に入れられて、その環境が徐々に辛くなった時期もありました。
──10代のファッション雑誌って成長させるために、あえてモデル同士を競争させるところもありますしね。吉田 そうですかね。ただ未経験の世界ですし、都会の雰囲気に馴染むことができず、ここにいない方がいいかもしれないって思うこともありました。ただ、いろんなお仕事を経験して、少しずつ環境に慣れていくうちに、周りとコミュニケーションを取れるようになりました。とはいえ自分でも社交的になったなと思えるようになったのは19歳になってからで、本当に最近のことです。
──初グラビアはいくつのときですか?吉田 17歳です。こうして変われたのは、自分の中ではグラビアを始めたのも大きかったんですよ。グラビアを通じていろいろな人と出会うようになって、いろんな学びを得て、社会というものを知っていきました。
──グラビアに抵抗はなかったんですか?吉田 最初は恥ずかしかったです。『Popteen』を経験していたので撮られること自体は平気だったんですけど、自分の体型に自信があった訳でもないし、不安でしたね。
──あっという間に多くの雑誌のグラビアを飾りましたが、ここまで反響があると想像していましたか?吉田 まったく想像していなかったです。たくさんの表紙を飾らせてもらったんですけど、私で大丈夫なのかなって常に心配でした。でもコンビニなどで私の表紙が並んでいるのを見たときは、「私がいる……恥ずくない?」って思いつつも、みんなに見てほしいから勝手に前列に出していました(笑)。
──家族はグラビア活動について、どんな反応なんですか?吉田 どうなんでしょうね。特に何か言われたことがないですし、そもそも家族と仕事の話をしないんですよ。いつも世間話ばかり。変に干渉してこないので、自分らしくやれているのかもしれません。もちろん親は直接言わないだけで心配だと思うので、もっと活躍して、安心させたいですね。