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UPDATE|2022/01/26

『私が女優になる日_』(TBS系)で9千人の頂点に、飯沼愛が語る激動の1年「想像していなかった未来」

飯沼愛 撮影:加藤春日


――ドラマに主演されましたが、振り返ってみていかがでしたか?

飯沼 本当に光栄です。この作品に関われて幸せだなと思いますし、自分の中で大きな宝物ができました。ただ、オンエアを見るとどうしても自分の演技の粗探しをしちゃって……。でもこの反省を次につなげていきたいと思っています。

――演技において、どんな課題が見つかりましたか?

飯沼 まずは、滑舌が悪いので直すこと。あと、ドラマ撮影中によく「目や表情が固まるのがもったいない」と監督からアドバイスをいただいて。そのときは「固まる」の意味が分からなかったんですけど、改めてオンエアを見て、他のドラマと見比べてみて「そういうことか!」と理解できました。次はもっと効果的に動かしたり、表情の引き出しを増やしていきたいなと思いました。

――また、『私が女優になる日_』の新企画「ナリキリ!」ではドッキリの仕掛け人にも挑戦。飯沼さんは、カレー店の娘にナリキリ、さすがの演技力でジェラードン・アタック西本さんに激臭カレーを食べさせることに成功しました。

飯沼 ドラマとはまったく違うお芝居だったので、リハーサルの時からずっと不安で緊張していました。何より「笑っちゃいけない」っていうのが一番大変! 私が西本さんに謝りに行くシーンがあったんですけど、そのとき西本さんがパンツ1枚だったんです(笑)。でもそれを見て笑っちゃうとドッキリだとバレちゃうので我慢して。あと、西本さんがカレーを食べてえずいている場面でも、私は父親役の方の後ろに隠れたりしてバレないように必死でした。結果的にドッキリが成功したのは良かったんですけど、「ドッキリ企画を成立させるのってこんなに大変なんだ」と感じましたね。カメラマンさんやスタッフさんもきっと笑いを我慢しているんだろうな、って。

――では、飯沼さんの今後の夢や目標などを聞かせてください。

飯沼 今はとにかくたくさん経験を積んでいきたいです。いただいたお仕事を一つ一つ丁寧に真面目に取り組んでいこうと思っていますし、お仕事で出会う方々との出会いも大切にしたいです。大きな夢としては、いつか朝ドラや大河ドラマに出演したいです!

――ところで、飯沼さんは香川県出身なんですよね。

飯沼 はい。香川は自然も多く、安くておいしいうどん屋さんもいっぱいあって住みやすい街です! ただ、この春からは上京して1人暮らしを始める予定なんです。

――上京を間近に控えて、期待と不安、どちらが大きいですか?

飯沼 期待のほうがかなり大きいです。上京が楽しみすぎて、東京のスイーツカフェの本を買いました! 最近ちょっとずつ渋谷とか新宿とか東京の地理が分かってきたので、「ここ行けそうだな。食べに行きたいな」なんて考えながらウキウキしています(笑)。

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AUTHOR

左藤 豊


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