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UPDATE|2022/01/22

普通のアパレルOLが女ひとりで世界を周る“怪魚ハンター”になったワケ

マルコス



――金魚を飼うだけでは満足できなかったと?

マルコス 野性の魚を見てみたかったんです。それまで一度も釣りはしたことがなかったんですけど、近くに池があったので、ほんまに思い付きで釣具屋さんに行って、店員さんに教えてもらって道具を買って、すぐに釣りに行きました。

最初に始めたのはブラックバス釣りだったんですけど、どんな魚で、どんな見た目で、どんな大きさなのか、生で見てみたいから始めました。

――2018年にクラウドファンディングで資金を募って、マレーシアで初めての怪魚釣りに行ったそうですが、ものすごい行動力です。

マルコス トーマン(雷魚の仲間)という魚を釣るためだったんですけど、釣ってみたい、生で見てみたいって気持ちが強すぎて、立ちはだかっている弊害は全部見えなくなりました。お金もなかったし、当時は釣りのためのクラファンは浸透していなかったんですけど、どうにかなるだろうと。このときも目標は見えてるから、それに向けて走るだけでした。

――しかも見事に現地でトーマンを釣ります。『実録、世界を釣る女』によると、釣れた瞬間「見たこともないような珍しい魚を釣るのは文句なしに楽しい」と確信したそうですね。

マルコス 見た瞬間、手が震えました。

――その体験から、世界中に生息する「怪魚」を釣りに行きたいと、怪魚釣りに目覚めたそうですが、ちなみに怪魚って臭くないんですか?

マルコス 臭いときもありますけど、臭くても匂いたいし、全身で怪魚そのものを感じたいんですよね。とにかく愛おしいんですよ!

――マルコスさんは、いつ頃からYouTuberになろうと思ったのですか?

マルコス 最初は釣りの生配信を中心にやっていたので、基本的に録画した動画をそのままYouTubeに上げていただけでした。その後、「全国バス釣り旅」や怪魚釣りの様子を編集して上げるようになりました。コロナ禍で海外に行けなくなると、なかなか日本では大物を狙うのが難しいので、身近な場所で釣りをするようになったんです。そしたら、けっこう需要があったんですよね。

――コロナ禍になってからも、順調に再生回数も伸びてますよね。

マルコス チャンネル登録者数が増えたのも、身近な釣りをするようになってからです。それまで基礎的なこともやらずに海外に行って、欲望のままに、ぶっ飛んだ釣りばかりしていたので、原点に帰ったというか。1回落ち着いて、釣りってどんなものか、みたいな。アジ釣りすらしたことがなかったので、そこから戻ってやってみようと。実際、自分も釣ってて楽しいし、みんなも見てくれるので良かったです。(後編へ続く)

【後編はこちら】女一人、世界中の怪魚を釣る“怪魚ハンター”マルコスが語る夢「女性の釣り人口を増やしたい」
AUTHOR

猪口 貴裕


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