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UPDATE|2022/01/16

美少女コスプレイヤー・本田夕歩、「自分が嫌い」だった過去を変えてくれたコスプレとの出会い

本田夕歩/撮影:coto



──初のイベント参加はどのようなものでした?

本田 そのイベントには私と友人、もう1人、アニメ好きですでにコスプレを始めていた友だちがいて。その子はもうウィッグから衣装まで完璧に揃えていて、そのクオリティーに「すごい!!」と驚いたのが記憶に残っています。私はこのとき、『ラブライブ!』の矢澤にこちゃんのコスプレで参加したのですが、衣装は似せられたものの、ウィッグという存在があることを知らずに、自分の髪の毛で作っていたんですよ(苦笑)。

──あのボリューム感あるツインテールを地毛で!? 強者ですねえ!!

本田 いやいや、本当に何も知らないだけで。正直言うと、ハロウィンの仮装みたいなものの大きいバージョンだと思っていて、まさか本格的になりきるために色々と必要だと思っていなかったんですよ。無知って本当に怖い(笑)。しかも誰かに写真を撮られる文化ということも全く知らず。いきなり全然知らない方に「写真いいですか?」と言われるのが新鮮すぎて、「これ、大丈夫なの?」と不安に思っていました(笑)。

──何も知らない中での参加、しかも高校1年生の時分として、それは確かに不安ですよね。

本田 そうでした。けど周囲で行われている撮影の雰囲気が良かったので、私も「撮られてみるか……」と意を決して撮影していただいたところ、すごく楽しくなってきたんですよね。

──最初にコスプレイベントに参加された方は、撮影文化に圧倒されてしまうという方が多いという話を聞いているのですが、本田さんはむしろ楽しかったと。

本田 私は本当に何も知らない状態でツッコんじゃったから「なるほど、こういう広い文化なんだ!」とその場で理解したので、全く怖いというか壁を感じなかったですね。

AUTHOR

田口 俊輔


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