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UPDATE|2021/12/31

2021年グラビア界の超新星【2】雪平莉左、3年間のOL生活を経て『東カレ』の水着スナップで話題に

雪平莉左 撮影/松山勇樹



「逆に言えば、1年でそれだけ状況が変わったから、実感が追いついていないんだと思います。ヤンジャンさんで初表紙を飾らせてもらったときも、コンビニの本棚に自分の顔が並んでいるのを見て、不思議な感覚になりました。さすがに2回目のときは、お気に入りのカットが表紙に使われていたこともあって、ルンルン気分でしたけどね。出かけるたびにコンビニに立ち寄って、ちゃんと売れているかチェックしていたほどです(笑)。

私のような新人でも、幅広い活動ができているのは、間違いなくヤンジャンさんの表紙のおかげ。改めて、雑誌の影響力の大きさを痛感しましたね。どのお仕事も初めて経験することばかりでしたし、本当に、充実した1年を過ごさせていただきました」

控えめに笑いながら、冷静に自分の現在地を分析。それでいて、自分に限界を設定することなく、与えられた仕事は全力でこなしていく。傍から見ると、輝かしいほどのシンデレラストーリーを歩んでいるように見えるが、あらゆるチャンスに恵まれたのは、怒涛のスピードで押し寄せる期待の波に、落ち着いた様子で乗り込んでいける雪平莉左の動じなさがあってこそなんだろう。来年は、どんな夢を見させてくれるのか。ますますワクワクが止まらない。

「新しいお仕事が増えるたび、ありがたいことに周りから期待していただいているんだと、身が引き締まります。プレッシャーも感じますが、それに潰されないよう、どの現場でも、求められる以上の力が発揮できるよう、日々勉強中って感じですね」

挑戦なくして成功なし。何かを成し遂げるには努力も必要だが、未知の領域に少しでも興味があるのなら、思い切って挑戦してみるのも人生だ。新しい視点で見る景色の新鮮さ。どんどん膨らむ果てない夢。うまくいかないことがあったとしても、どこか楽しめるポイントが見つかれば、きっとその1つひとつの経験が、かけがえのない思い出になっていくはずだ。

「これまで出させていただいた雑誌やデジタル写真集は全部購入していますし、番組も録画して残しています。どれも大切な思い出ですから、全部ちゃんと保管しておきたくて。ヤンジャンさんで表紙を飾らせてもらったとき、オンラインサイン会の特典でサイン入りのポスターがあったんですけど、それも額縁に入れて、自分の部屋に飾っているんですよ(笑)。もしいつか結婚して子どもができたら、『お母さん、若い頃はこんなことをやっていたんだよ』って話を聞かせてあげたいですね。

そういえば最近、街中でファンの方から声をかけていただくことが増えたんですよ。しかもそれが、夜遅くにすっぴんで出歩いているときだったりするので、『こんなにオフモードでも気付かれるんだ』ってビックリしちゃいました。普段は、パーカー、ズボン、スニーカーみたいなカジュアルな服装で、家の鍵とスマホしか荷物を持たないくらいラフな格好で歩いているというのに(笑)。『今、自分は芸能界にいるんだ』って実感が湧いた瞬間でしたね。これからは、ちょっと外出するときでも、もうちょっとおしゃれして出かけなきゃなぁ」

▽雪平莉左(ゆきひら・りさ)
1994年 6月 17日生まれ、愛知県出身。
2020年8月の東京カレンダー「東京プールラバー2020」掲載をきっかけに、グラビアやバラエティなどで活躍。“バスる美女”や“グラビア界の新星”との呼び声も高い。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira
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とり


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